ドラゴンボール超スーパーヒーローネタバレ徹底考察&あらすじ感想!セルマックスvs悟飯新形態vsオレンジピッコロvs身勝手の極意最強は誰?
以下、画像はドラゴンボール©ドラゴンボール超スーパーヒーロー©鳥山明©公式youtube及びパンフレットより一部引用して考察します。
ドラゴンボール超スーパーヒーローのネタバレを含みますので、未鑑賞の方はご注意ください!
あらすじを追いながら、各シーンについて考察&解説をしつつ、感想を書いていきますのでご了承ください。
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1ドラゴンボール超スーパーヒーローのあらすじ考察と解説(ネタバレ注意)
ドラゴンボール超スーパーヒーローは、時系列的に映画ブロリーの後になっています。
以下、スーパーヒーローのあらすじを追いつつ、考察していきます。
【スーパーヒーローあらすじ】
まず、簡単なあらすじですが、
かつてRR(レッドリボン軍)を壊滅させた孫悟空を倒し、再び全世界を征服するために、レッド総帥の息子であるマゼンタが、これまたドクターゲロの孫である天才科学者ヘドを仲間に招き入れ、最強の人造人間「ガンマ1号2号」を製造。
そしてカプセルコーポレーションを宇宙人によって作られた敵組織として認定し、一人ずつ倒していこうとします。
その野望を阻止するために、ピッコロがRRに乗り込みますが、そこで極秘裏に開発されていた「セルマックス」を目撃します。
一人では手に負えないと考えたピッコロは、孫悟飯を覚醒させるためにあえて人質にされた(した)パンをレッドリボン軍に連れていき、そこに孫悟飯が来る、というのが前半のあらすじです。
一番の目玉はやはりセルマックスVS覚醒孫悟飯!
ガンマたちをピッコロに倒されて追い詰められたマゼンタは、セルをさらに進化させたセルマックスを解放し、最終的に、超進化した新形態の「究極孫悟飯」(身勝手の極意の孫悟ver?)と超絶バトルをします。
ピッコロさんもオレンジピッコロとして覚醒し、最後は孫悟飯との共同戦線でセルマックスを撃破したのです!
孫悟飯&ピッコロ好きとしてはたまらない展開でした。
以下、それぞれのシーンを詳しく見てみましょう!
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スーパーヒーロー前日譚 ブロリーと孫悟空の戦い。
この映画では孫悟空&ベジータ達はほとんど活躍しません。
今作のメインはピッコロさん&孫悟飯の指定コンビなので、あえて分けたものと考えられます。
ただ、孫悟空&ベジータはブロリーと修行していて、そのシーンもかなり重要だったので考察していきます。
映画ブロリーのストーリーは以下に記載しています。
スーパーヒーローはそこからの続きになっていました。
ブロリーvsゴジータブルーの戦いは、ギリギリゴジータブルーが優勢でした。
最後にかめはめ波でブロリーが負けそうだった時に、チライが神龍に
「ブロリーを元いた星に返してあげて!」
とお願いし、惑星バンパに飛ばされました。
そこに、チライとレモも合流し、
3人で仲良く生きていこう・・・となっていました。
チライとレモ。スーパーヒーローではレモがまさかの料理係&チライがビルス様に気に入られて(恋されて)一緒に暮らすことに笑
そして、惑星バンパにやってきたのが、瞬間移動した孫悟空。
「おっす!お前たちのためにブルマからいろいろもらってきた」
と、カプセルから家や食料を提供し、
「オラ、またお前と戦いてぇ。また来っからな!」
「オラ、孫悟空。カカロットだ!」
とブロリーと笑顔で挨拶し、孫悟空は帰っていきました。
そこから、孫悟空はブロリーとチライ、レモを連れて、ビルスの星で修行を開始したんですね。
ブロリーにビルス様がビビるシーン。ベジータが孫悟空に勝つシーン。
ブロリーはスーパーブロリーとして怒りで覚醒してしまうと、全宇宙で単体としては最強。ゴジータブルーにも匹敵しうる存在になってしまうため、今回は「怒らない」ようにコントロールする修行が描かれていました。
知らぬ間にビルス様の星に来ていたブロリーを見て、「ブ、ブロリー!?」と驚くビルス様。
ビルス様の強さは、スーパーサイヤ人ゴッドを6とした時に、10とされているため、ブロリーの強さはビルス様を単純には上回っていると考えてよさそうです。
(ただし、破壊の能力があるため、最強はビルス様)
今作では、ブロリーの活躍シーンはほとんどなく、ビルス星では悟空vsベジータの戦いが延々と行われていました。
そして、最後にベジータがようやく孫悟空に勝ち、「やったぞ!ついに俺はカカロットに勝ったぞ!」というシーンはすごく印象的でした。
スーパーサイヤ人や身勝手の極意への変身なしでの戦いだったので、純粋な身体能力と持久力の戦いだったと思いますが、それでも「お前がナンバーワンだ」と認めていたベジータがこの映画で孫悟空に勝ったシーンは(ほんのわずかな差とはいえ)、ブロリー達が涙していたように感慨深いものがありました。
では、以下にドラゴンボール超スーパーヒーローの本筋のあらすじを見ていきたいと思います。
RR軍の復活とレッド総帥の息子 マゼンタが登場!
RR(レッドリボン軍)と言えば、一番最初のドラゴンボールの宿敵であり、子供のころの孫悟空と敵対してぼっこぼこにされた組織です(笑)。
ドラゴンボールはドラゴンボール改から入った方も今は多いかもしれません。
ドラゴンボール改はドラゴンボールZのリメイクなので、RRはあまりなじみがないかも。
RRは総帥のレッドの願いをかなえるために、ドラゴンボールを集めており、その過程で孫悟空やブルマたちと戦うことになりました。
ドラゴンボール©
レッドリボン軍がドラゴンボールを集めていた目的は、レッド総帥の「身長」を伸ばすため。
そして、その設定はスーパーヒーローでも引き継がれており、新総帥であり、レッドの息子であるマゼンタが一生懸命身長を伸ばしているシーンには思わず微笑みが・・・。
有名なタオパイパイや人造人間8号のはっちゃんも、レッドリボン軍のエピソードです。
そして、スーパーヒーローでは、レッド総帥の息子マゼンタが、孫悟空を倒し、再び世界征服をするために新しくRR軍を作りました。
目的が身長を伸ばすことではなく、純粋な世界征服になっているのが、進歩・・・?
そして、RRの中でも一番ドラゴンボールZのストーリーに影響したと言えるのが、おそらくドクターゲロと人造人間たちでしょう。
ドクターゲロはもともとレッドリボン軍の創設メンバーの一人にして、レッドリボン軍の科学者でした。
そして、孫悟空にレッドリボン軍を壊滅させられたことを恨み、孫悟空を倒すために人造人間計画を進めて作り出したのが、16号、17号、18号、そしてセルだったのです。
劇場版では最強の人造人間13号等も登場していますし、9号はレッド総帥を改造した存在。
さらに、ドラゴンボールGTではスーパー17号も登場しました。
スーパーヒーローでは、そんなドクターゲロに実は孫がいたことが判明。
それが、今作の天才科学者にして医師でもある、ドクターヘド。
ドクターヘド。
今後も登場すること間違いなし。
ドクターゲロからまさかヘドになるとは・・・(;´▽`A“
ちなみに、なぜドクターゲロやヘドなのかと言うと、
博士🟰吐かせだからです(笑)。
そして、ブルマは博士🟰履かせから来ています。
このドクターヘドの父親が、ドクターゲロが愛していた息子であり、つまりヘドはドクターゲロと21号の孫ということになります。
この辺は、PS4のドラゴンボール ファイターズもプレイしていないとわからないと思いますので、詳しく解説します。
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ドクターゲロ&16号&21号とドクターヘドの関係について解説
ドラゴンボール©
ドクターゲロの人造人間は、ドラゴンボール本編で8号のはっちゃん、
ドラゴンボールZ本編で、16号~20号とセル、
ドラゴンボール劇場版で13号~15号が登場しました。
そして、PS4のドラゴンボール ファイターズで新しく登場したのが、21号。
この21号によって、再び新生RR軍が作られることになるのですが、実はこの21号はドクターゲロの奥さん(の肉体をベースにしたセルと同じタイプの人造生命体)です。
変身した21号。セルと同じく対戦相手を吸収して強くなる。魔人ブウと似た性質を持っていて、セルの超進化版ともいえる。
スーパーヒーローのドクターゲロの説明で、21号の顔が出て誰?と思われた方もいるかもしれませんが、21号も鳥山先生が監修して作られた正史となっているため、今作で出てきたのは胸熱でした!
そして、ドクターゲロと21号の間の子どもが、「ゲボ」であり、その子供が、ドクターヘド、ということになります。
ゲボはRR軍の上級兵士でしたが、戦闘で命を落とし、その息子をモデルとして作られたのが、16号という設定があります(後に鳥山先生が設定)。
16号が不完全だった(優しかった)のは、ドクターゲロの息子ゲボをモデルにしていたから、という事情を知ると複雑な気持ちになります。(´;ω;`)
(ちなみにファイターズでは21号が16号とともに戦うシーンもあります)
このあたりのドクターゲロと21号、ゲボや16号のいきさつを考えると、彼らの孫であるドクターヘドに対しての思い入れがかなり深くなります。
天才科学者たちの血筋であることを証明するかのように、たった半年で孫悟空やベジータに匹敵するガンマ1号2号を製造し、さらにそれを簡単に量産できるとまで言ったドクターヘド。
間違いなく、作中で最高の頭脳の持ち主。
でも、その心は悪にそまったドクターゲロとは違って、息子であるドクターゲボ(16号モデル)に近い、正義のヒーローを作りたいという思想で、最後にはブルマのカプセルコーポレーションで働くことになりました!
個人的に、半年でガンマやセルマックスを作った頭脳があれば、もっと時間をかければ全宇宙で本当に最強の人造人間を作れそうな気がします。。
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人造人間ガンマ1号2号が登場!
そんな新生レッドリボン軍とドクターヘドによって作られたのが、人造人間ガンマ1号2号。
ベースは人間ではなく、ドクターゲロの残したデータから作られたそうです。
その強さは、ピッコロ曰く、「孫悟空やベジータに匹敵する」。
その匹敵する、というのが、スーパーサイヤ人に変身する前の状態なのか、それともブルーや身勝手の極意を含めての強さを意味するのかは不明ですが、個人的には、変身前だと思いたいです。
救いなのは、彼らが正義の心をプログラムされていること。
自分たちはあくまで正義のスーパーヒーローであり、ピッコロはピッコロ大魔王という悪の存在で、孫悟飯はカプセルコーポレーションという世界を支配する悪の宇宙人の一味だと信じて戦っていました。
ピッコロを挑発し、あとをつけられたことで、レッドリボン軍の秘密がバレて壊滅させられたので、ある意味ガンマ2号の功績かもしれません。
また、最後にはガンマ2号は自分の命を賭してセルマックスに挑み、散っていきました。
セルマックスが登場!
そして、一番驚いたのは、セルマックス!
セルの細胞をさらに強化してドクターヘドが作り上げたセルマックス。
その肉体はセルをさらに巨大化したものとなっており、パワーもはるかに凌駕しています。
セルマックスの作り出したエネルギー弾の大きさを考えても、作中でゴールデンフリーザをしのぎ、敵としては最強だったと思います。
もともとセルが出るのでは?という予測がありましたが、実際出てきたセルは、第2形態そのものでしたね。
予想されていたセル。個人的にはこのセルが見たかった気もします・・・。
なぜ、セルマックスが第2形態だったのかというと、やはり頭脳のプログラミングが未完成だとドクターヘドが言っていた通り、未完成だったからでしょう。
今作のセルマックスはほとんどしゃべることもなく、暴れ狂う怪物というイメージでしたね。
第2形態のセルと違って、尻尾から敵を吸収できないため、それ以上進化しなかったセルマックス。原作の吸収シーンが好きな私としては、てっきりガンマ1号2号を吸収して、究極完全体セルマックスになると思っていたので、そこがすごく残念でした・・・。
それか、地獄のセルを復活させて、超17号みたいに合体してほしかったです。
セルはやはり、あの「傲慢不遜」で俺様な若本さんのセリフありのセルが見たかったかも(笑)。
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オレンジピッコロ覚醒!スーパーヒーローのあらすじは、ピッコロさん主人公と言える
ドラゴンボール超スーパーヒーローの「ヒーロー」は、ピッコロさんに焦点をあてた意味だと思いました。
まさに今作はピッコロさんが主役でスーパーヒーローだったのです!
実は原作者の鳥山明先生は、「ピッコロが一番好き」と公言されており、それを全面に出した映画だったのかなと。
パンとの修行シーンから始まり、子煩悩な面をこれでもかと見せたピッコロさん。
一方の孫悟飯は研究のために、パンの保育園のお出迎えすらもピッコロにまかせる始末・・・。
「子供の迎えに行けないくらい研究が大事かと聞いているんだ!」とピッコロさんが怒っていましたが、これはまさにその通り・・・。
これもピッコロ大魔王が神様と分離する前、まだ1人のナメック星人だった時に「必ず迎えに行くから」という親の言葉を信じてユンザビットでずっと1人で待った記憶があるからこそのセリフかもしれませんね。
ピッコロさんはピッコロ大魔王が生んだ卵(分身)と神様が融合した姿ですが、ピッコロさんの家にあった椅子は、ピッコロ大魔王が使っていたのと同じ椅子で、そこにも原作リスペクトが。
ピッコロさんの家もユンザビットにあった宇宙船を模して造られていました。
ちなみに置いてあったぬいぐるみは、別に好きではないとのこと笑。
ある意味、子供の世話そっちのけで研究に没頭する育児ネグレクトな孫悟飯に代わって、パンちゃんの世話をするピッコロさん。
ここまでパンちゃんとのシーンが出てくるのなら、GTでもっとピッコロとの絡みがあった方がよかった気もします。
孫悟空も孫悟飯の気持ちが分かっていないとピッコロさんに怒られるシーンがありましたが、どうも孫悟飯も同じなのかも・・・。
今作では、ピッコロさんはパンちゃんの世話をし、レッドリボン軍に潜入し、孫悟飯の覚醒を手伝い、そして一緒に戦うという大活躍。
ピッコロさんは、セル編で神様と融合して戦ってから、大きな進化はありませんでしたが、今作ではついにオレンジピッコロとして覚醒しました!
神龍をさらにアップデートさせて、その願いで潜在能力を最大にまで引き出して進化したオレンジピッコロ。
その強さは、孫悟空やベジータに匹敵すると言われたガンマ2号すら圧倒するほど。
ここにきて、ピッコロさんが孫悟空やベジータと並ぶ超戦士になりましたね。
見た目がかなりゴツくなりましたが、これは劇場版ドラゴンボールの「超サイヤ人だ孫悟空!」に出てきた超ナメック星人「スラッグ」をモデルにしているのかもしれません。
スラッグ。「フリーザや超サイヤ人ですら敵わないかもしれない」と界王に言わせたナメック星人の中の突然変異的な超ナメック星人。
ピッコロの潜在能力を最大に出して、さらに神龍のおまけがついたことでピッコロも突然変異的に進化したものとして、スラッグに見た目を近くしたのかもしれない。
オレンジピッコロになったことで、今後、孫悟空やベジータの2強だった地球戦力が大きく変わりそうな気もします。
ん?ピッコロが強くなったら・・・次は覚醒クリリン?(;´▽`A“
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新形態の究極孫悟飯登場!
スーパーヒーローの一番の目玉と言えば、やっぱり新形態の究極孫悟飯でしょう。
セルマックスとの闘いで覚醒した孫悟飯。
もともとセル編で一人だけ超サイヤ人2に進化し、圧倒的なパワーを見せつけました。
その後、魔人ぶう編で、老界王神の力で眠っていた潜在能力を引き出され、「アルティメット悟飯」に覚醒。
超サイヤ人になる必要などない、と言われるほどの強さで、超サイヤ人3の孫悟空を超えた能力を発揮していました(その後、作中単体最強となった魔人ブウ(孫悟飯吸収)に吸収されましたが・・・)。
しかし、長年修行を怠ったせいで、気を読めないほどに弱体化。
それでも、「孫悟飯は覚醒すれば、地球の誰よりも強い」というピッコロのセリフ通りに、今作で最強の存在として覚醒しました。
長く伸びた銀髪に、赤い目。
身勝手の極意に似ていますが、目や髪の伸び方が少し違っていて、これは孫悟飯独自の新形態と言えそうです。
いうなれば、身勝手の極意すらも超越してモノにしたアルティメットスーパーサイヤ人でしょうか。
セルマックスの攻撃すらもびくともせず、最後はピッコロの技「魔貫光殺砲」を孫悟飯が使うという熱い展開。
孫悟空以上にピッコロを慕う悟飯ならでは、という気がします。
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新最強ランキング!
一体だれが一番強いのか。
今作のみかつ、単体での最強ランキングを絞って書くと、
0ウイス(規格外)
1アルティメット孫悟飯(誰よりも強いとおすみつきが与えられた)
2ブロリー(ゴジータブルーで勝てるレベル)
3ビルス(ただし、破壊の力を使うと最強)
4ジレン(次期破壊神候補)
5セルマックス
6オレンジピッコロ(ガンマ2号を圧倒)
7孫悟空(身勝手の極意が完成すればビルス以上)
8ベジータ(ただし、変身前なら孫悟空に勝った。我儘の極意あり。)
9ガンマ1号2号(作中で孫悟空やベジータと同等と言われていた)
かな、と思います。
覚醒したアルティメット孫悟飯が最強なのは、作中で何度も言われていた通りなのですが、覚醒ブロリーとどちらが強いのかは難しいところ。
また、オレンジピッコロと今の孫悟空やベジータが戦った場合、これまでの劇中を考えると孫悟空やベジータが強そうですが、作中の説明だとそこの判断も難しいですね。
ちなみに、より詳しくゴジータなども含めて比較したのが、以下になります↓
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2ドラゴンボール超スーパーヒーローの感想
完成した身勝手の極意の孫悟空と究極孫悟飯どっちが強いのか見てみたい!
最後に感想と評価です!
今作は何度も書きましたが、ピッコロさんのピッコロさんによるピッコロファンのための映画と言ってもいいくらい、ピッコロさんが主人公の映画でした♪
これは鳥山明先生も↓でおっしゃっているように、ピッコロが一番好きなキャラで、新しいスーパーヒーローとして誕生させたい、という思いを反映されたものだと思います。
実際、オレンジピッコロとして覚醒したことで、新アルティメット孫悟飯とともに、新しいスーパーヒーローが誕生したと思います。
ただ、個人的に疑問に残る点も多々あって・・・。
まず、神龍についてなんですが、
正直、そんな簡単に神龍のアップデートができていいの?という疑問が残りました・・・
(;´▽`A“
神龍はそもそも創造主である「神」の力を超える願いは叶えられなかったはずであり、フリーザも含めて自分よりも強い相手は倒せない、等の制限があったはずです。
それが、ピッコロの潜在能力を解放しておまけをつけるだけであそこまでパワーアップできるのだとしたら、これまでの作中での修行はなんだったの?と思ってしまうのです。
それなら、最初から孫悟飯の潜在能力を最大限解放してもらえば、無敵でセルも魔人ブウも相手にならなかったのでは、と。
孫悟飯の潜在能力を引き出すのも、神龍では無理で、老界王神の力あってのものでした。
もしも、今作の設定がありだとすると、アップデートした神龍はなんでもありに、孫悟空やベジータの潜在能力を解放してオマケをつけて最強にできてしまうのでは?と。
また、神龍のアップデートをそんな簡単にしたら、これまでの神龍はなんだったの?と。
次に、孫悟飯の覚醒もすごく疑問でした。
確かに、孫悟飯はもともと潜在能力が高く、作中最強として描かれていましたが、魔人ブウ編では、潜在能力解放のためには、まず老界王神の謎のダンスによる儀式が5時間、能力の解放には20時間を要するとされ、それなりの苦労がありました。
それなのに、パンとピッコロのピンチで(命を落としたわけでもない)怒りだけで、簡単にあそこまで覚醒するのは、ちょっと飛躍しすぎな気がしたのです。
ドラゴンボールの良さは、強敵が現れても、それを倒すために、精神と時の部屋での修行だったり、カプセルや重力装置での修行だったりを経て、その努力の上に覚醒があるからこそ、魅力があったのであって、フリーザとの闘いで修行もなく急に超サイヤ人になってサクサク倒していたら、あるいは、ピッコロとの修行もなく、孫悟飯が簡単にセルを倒していたら、感動もなかったと思うのです。
今作の前段階で、実は孫悟飯が孫悟空やベジータに負けないように、必死に努力していて、その修行の成果として覚醒したのなら、すごく感動したのですが、修行をめちゃくちゃ怠り、相手の気も読めないような状態になっていたのに、ほんの少しの時間で作中最強の存在になったのは、少し残念でした・・・。
それなら、ビルス星で一生懸命修行している孫悟空やベジータ達の描写はなんなのか、と。
孫悟飯も、フリーザ編の時やセル編の時はピッコロさんと一緒にめちゃめちゃ修行して、それにプラスアルファという形で、最後に怒りが加わって覚醒しました。だからこそ師弟の絆も相まって、より感動した気がします。
だから、今作もピッコロさんとの修行シーンを挟んで、それでも勝てない相手に対しての最後の覚醒が観たかったのです。
個人的な希望で、映画の尺の関係で仕方ないのかもしれませんが、できるなら、強敵のセルマックスが出て、ボロボロになった後に、もう一度ピッコロと子供時代を思い返して必死に修行して、その先に覚醒があってほしかった・・・と思ったのです。
あと一つ気になったのは、パンちゃん。
パンちゃんとピッコロさんのシーンは文句なく大好きなのですが、(パンちゃんかわいいし、世話するピッコロさんも大好き)パンちゃんが舞空術を練習するシーンが描かれていましたよね。
しかし、パンちゃんは超で既に舞空術を披露していて・・・。
宇宙まで飛び回ってたよね!?( *ºΔº )
というツッコミが出てしまいました(笑)。
赤ちゃんの時の潜在能力で、忘れていたのかな?
いずれにせよ、パンちゃんは、ピッコロさん曰く、「同じ時の悟飯より強い」とのことなので、今後最強キャラになっていく可能性も?(GTと違う正史となれば)
確かに誘拐という言葉を理解するくらいに日本語ペラペラであそこまで強くてまだ3歳とは・・・(;´▽`A“
将来が楽しみです(笑)。
色々書きましたが、初期ドラゴンボールからの設定などが色々活かされていて、その点原作ファンとして楽しめる作品でしたし、鳥山明先生らしい映画だったと思います。
私なら、セルを第2形態ではなく、新しい形態で登場させたり、進化させて、ピッコロさんと孫悟飯の修行シーンを入れて、ドクターヘドとドクターゲロ&21号の思い出的なものを挿入したいなぁという願望もありますが、最後まで飽きずに楽しむことができました。
そして、フリーザ、ブロリー、セルときたら、次は新魔人ブウ!?次回作も楽しみにしています
(n*´ω`*n)
ワンピース映画最新作「フィルムレッド」の考察は以下からどうぞ♪
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私はまだ映画を見ていません。ノベルを読みました。悟飯君が努力して修行して最強になるのなら感動するけど気を読めない程修行をサボっていたのに、怒りだけで作中最強になったのは残念とあります。悟飯は4歳で修行していないのにラディッツを圧倒しています。悟飯は武道家よりヒーローです。プリキュアは悪い人は許せない、友達を守りたいと強い思いでパワーアップすることがあり、悟飯も同様です。2ちゃんねるで悟飯はコツコツ修行するより大事な人を傷ついたり、亡くなったを見た時が強くなるとありました