目次
ドラゴンクエスト11ネタバレ考察。ベロニカの最後と悲しい別れ。あの日、何があったのか【ストーリー考察7】
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これまでのストーリー
魔王ウルノーガ誕生から、半年後の世界。
仲間を集め、神の乗り物を求めて旅をする主人公たち。
道中、ついに最後の仲間であるセーニャ、そしてベロニカのてがかりを見つける。
しかしその先には悲しい別れが待っていた――。
これまでのストーリーは以下のページにまとめています♪
1聖地ラムダへ向かう一行。ついにセーニャに再会!
聖地ラムダへと向かう旅を続けていた一行。
そこに現れたのは、かつて勇者ローシュによって封印されていたはずの湖のドラゴン、「魔竜ネドラ」でした。
封印されていただけあって、強敵!
戦闘でも倒すことができずに、
「おのれの無力さをあの世で悔やむがよい。キサマらの命・・・喰らいつくしてくれよう」
と大ピンチになったそのとき!
どこからともなく、ハープの音が鳴り、ネドラを消滅させてしまいます。
すごし・・・!Σ(´∀`;)
ん?もしやこのハープは!
やっぱりセーニャちゃんでした♪
「私は勇者を守る宿命を背負って生まれた聖地ラムダの一族。世界が滅びようとも命に代えてあなたをお守りいたします」
とひざまづいて再会を喜ぶセーニャちゃんでした。無事でよかったです(#^^#)
どうやら彼女は、魔王誕生で飛ばされた後、災いで苦しむ人々を助けつつ、故郷のラムダを目指していたようです。
やっぱり聖地ラムダは情報が集まる場所でもあり、彼女の家族もいますから、心配だったのでしょう。
そして、セーニャちゃんを仲間に迎え、ついに目指していた聖地ラムダにたどりつきます!
「お父様っ!お母さま!ご無事だったんですね・・・!」
聖地ラムダは魔王が誕生した命の大樹からほど近い場所にあり、
もう滅びたのでは・・・?という噂がありましたが、
街は壊滅的ダメージを受けたとはいえ、無事でした。
そしてセーニャはベロニカの気配もここラムダに感じ取ります。
「お姉さまはこの近くにいるはずですわ。北の方から懐かしい気配を感じます」
とようやく、仲間の最後のひとり、ベロニカに会える!
その気持ちで、ベロニカとセーニャの大好きだ場所、「静寂の森」へと向かいます。
しかし――そこに待っていたのは、衝撃の展開でした。。。
2ついに再会したベロニカ。あの日何があったのか。
「あらお姉さま。こんなところにいらしたのですね」
と、静寂の森に入ってすぐ、ベロニカの姿を見つける仲間たち。
そこには、ちょこんと木の根元で微笑みながら眠るベロニカちゃんの姿がありました。
ε-(´∀`*)ホッ
よかった~♪とプレイヤーも含め、思ったのですが・・・
彼女はピクリとも動きません。
え・・・?一体どういうこと?と思ったところ、
横に立てかけてあったベロニカの杖が光始めます。
そして主人公たちは過去、魔王ウルノーガが誕生したあの場所で一体なにがあったのかを知ることになります。
半年前、ウルノーガとの戦いでベロニカは何をしたのか
魔王ウルノーガによって、主人公たちがなすすべもなく倒され、
そして命の大樹が滅ぼされたとき。
そこには崩れ去る大樹の中で魔法を使うベロニカの姿がありました。
「早くなんとかしないとみんなやられてしまうわ・・・」
意識を失ってしまっている仲間たちの中、ベロニカだけが意識を保ち、魔王ウルノーガの魔力に抗っていました。
「あたしはどうなってもいい・・・。みんな絶対いきのびてアイツから世界を救ってちょうだい!」
ベロニカは崩壊していく足場の中、最後の力を振り絞って皆に魔法をかけ、そして大樹から逃がそうとします。
「セーニャ・・・またいつか同じ葉のもとに生まれましょう。・・・勇者のこと頼んだわよ」
そして――。
ベロニカの最後の魔法によって、仲間たちは空間移転を行い、各地へと飛ばされたのです・・・!
一方のベロニカはそのまま意識を失い、そして・・・
崩れいく大樹とともに、魔王ウルノーガの破滅の魔法の直撃を受け、彼女は落下していきました・・・(´;ω;`)
落ちた先が、聖地ラムダの静寂の森。
かつてセーニャとベロニカが大好きだった場所なのです。。
ベロニカの最後と悲しい別れ
「お姉さま・・・私たちを助けるために・・・」
真実を知り、言葉をなくす一行。
そしてセーニャがベロニカに触れようとすると・・・
ベロニカの最後の力は消え去り、体とともに光のつぶとなって消滅していきます。
彼女はきっと、主人公たち、とくにセーニャに最後のお別れを言うために、
その最後の魔力でギリギリの身体を保っていたのだと思います。。(´;ω;`)
あるいは、彼女の意志を受け継いだ杖が、亡き主の想いを伝えようとしていたのか。
「ベロニカ・・・」
泣き崩れるマルティナ。
そして、グレイグもまたその気持ちを察して俯きます。
「ベロニカちゃん・・・アナタ最期の力をふりしぼってアタシたちのことを・・・」
カミュはあまりのことで言葉を失っています。
実は会う前に、
「オレは記憶喪失になってて、マルティナは魔物になってたくらいだから・・・もしかすると大人に戻ってるかもな。ははっ!」
とベロニカの無事を信じるからこその発言をしていたカミュ。
だからこそ、ベロニカの最後を知って、余計につらかったと思います。。
「若い者ばかり先に行きおって・・・」
ロウは、自分の娘とムコのとき、そして今回は、仲間を失い、悲しそうにつぶやきます。。
そして、一番つらいはずのセーニャ。。
「お姉さまはもう、いない。・・・どこにもいないのですね。」
いない、という言葉を繰り返すセーニャ。
手にはベロニカの杖を握り締めて・・・。
一緒に育った双子の姉。
ずっと自分を引っ張ってくれた姉。
彼女にとっては、きっと自分自身を失う以上につらいものだったと思います。(´;ω;`)
「これがお姉さまの選んだことなら・・・私はすべてを受け止めます」
セーニャはそっと呟くのでした・・・。
3ベロニカを失ったラムダ。ベロニカとはどんな女の子だったのか。
「願わくば双賢の姉妹の片葉ベロニカの魂が、還るべき場所・・・命の大樹のもとへ召され、新たな葉として芽吹かんことを」
ベロニカ、そして失った命を祈るラムダの人々。
実は、セーニャとベロニカは、ラムダの伝説である、かつて勇者を守った「賢者セニカ」の生まれ変わりとされ、名前も分けてつけられていました。
そして、ラムダの人々は、
「双子としてセニカの生まれ変わりだったということは、どちらか一方が命を落としても、もう片方が生き残るように、と命の大樹が見越してのことだったのかもしれない」
とある意味運命だったのかも・・・と考えていました。
ベロニカとはどんな女の子だったのか?
さらにベロニカのラムダでの生活ぶりも明らかになります。
「ベロニカは子供のときから覚えたての魔法をあちこちにまきちらす、それはそれはお転婆な女の子でね・・・でも、絶対に動物や人には向けなかった優しい子だったんだよ」
どうやら、というより予想どおり、かなりおてんばな女の子だったようです。
最初に出会ったときも、ケンカ腰でしたものね・・・。
でも、やっぱり魔法を悪用しない、しっかりしていて、それでいて優しい女の子だったようです。
「子供の頃のベロニカはいつか平和になったら、魔法の先生になりたいと言っていました。そしかし、もう叶わぬ夢なのですね・・・」
夢は魔法の先生になること。
セーニャは子供のときからちょっとぼんやりしたところがあり、いつもベロニカの後をついて歩いていたようです。
そんな二人の両親は・・・
「こんなことなら偉大な賢者なんてご神託受けなければよかったわ・・・普通の女の子として暮らしてほしかった・・・」
と親としては当然の悲しみを話します。
仲間たちもまた、自分たちが助かったのは、ただの奇跡だと信じて何も知らなかったことを悔やみます。
ベロニカの自己犠牲の上でみんな生き残っていたと知ったからこそ、余計につらいのでしょう。
4セーニャの決意と最後の別れ
夜遅く、悲しみの送り火をたき、眠りについた街。
その片隅からハープの音色が聞こえてきます。
音の方へ歩いていく主人公。
「後の世も ひとつの葉に生まれよと契りし いとおしき 片葉のきみよ 涙の玉と共に 命を散らさん」
そこにはハープの音色と共に、いにしえの歌を口ずさむセーニャの姿がありました。
誰よりもつらいはずのセーニャ。
しかし、彼女は涙ひとつ見せません。
それはなにより、自分たちが賢者の生まれ変わりであり、勇者を導くためなら命を惜しまないと誓っていたからこそ。
こうなることもまた、彼女たちは予期していたのかもしれません。。
ですが、きっと心では泣いていて。
それを表に出すことはベロニカも望まない、とセーニャは考えたのかもしれません。
以前、ストーリー2で考察したとき、
「私とお姉さまはきっと芽吹くときも散るときも同じですよね?」
という言葉に、ベロニカは「どうかしら・・・でも、そうだといいわね」と答えていました。
でも、その後には続きがあったのです。
「セーニャ、約束して・・・この先、あたしの身に何があっても一人で生きていけるって」
「・・・そんな約束できません。お姉さまがいなくなってしまうなんて、私考えられませんわ」
とそのときは答えていたセーニャ。しかし、
「私はずっと後悔していました・・・あの時約束していればお姉さまも、安心して天に召されたのではないかと・・・」
あのとき、約束できなかったこと。
「一人でも大丈夫。」
これを果たすために、セーニャは涙をこらえ、気丈にふるまっていたのでしょう。
天国にいる姉に心配をさせないように。
姉と目指した使命を果たすために。
「お姉さまが助けてくれたこの命・・・精一杯未来へつないでみせます」
と決意を新たにします。そして――。
セーニャは髪を切り、
「もう・・・涙は見せません。」
「・・・さようなら」
天へと、最愛の姉、ベロニカへ最後の別れを告げるのでした・・・。
5セーニャの新たな力!ベロニカの意志を受け継いで
セーニャがベロニカに最後の別れを告げた後、ベロニカの杖が光り、その中から魔力がセーニャへと移ります。
そして、得たのは新しい力。
かつてベロニカが使っていた「黒魔法」。
それをセーニャが使えるようになったのです。
これはまさに、かつて賢者セニカが行使した白と黒、両方の魔法そのものであり、
ここでセーニャは完全にセニカの生まれ変わりとなったのです。
「お姉さまがこの力を残してくれた・・・私はもう、迷いません」
ベロニカの力と意志はセーニャにちゃんと引き継がれ、そして決意新たに魔王を倒すために進む道を彼女は選びました。
そして、魔王打倒の旅は続きます。
次回はいよいよ神の乗り物を手に入れ、魔王を倒す伝説の剣を手に入れます!(つづく)
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※これまでの感想とちょこっとコラム。
ベロニカちゃん・・・(´;ω;`)
私の大好きだったベロニカちゃん。
それがまさにこんな形で途中離脱・・・。
正直、プレイしていたときは涙が止まりませんでした。
そしてセーニャちゃん・・・強し・・・(´;ω;`)
私自身、大切な人を失ったときは涙に涙、もうどうしようもないくらい号泣しましたので、彼女のつらさ、そして強さを痛感しました。。。
実は、セーニャちゃんが黒魔法を手に入れるまで、
「あれ?パーティ的には黒魔法を使うメンバーは必要だし、これってベロニカちゃん、復活パターンだよね☆」
とお気楽に考えていた私。
でも、そんなことはなく、ここからメンバーは仲間をうしなった悲しみを乗り越えて、魔王を倒すことになります。
しかし!
これはネタバレなのですが、実はこれは1周目の世界。
魔王を倒した後、ベロニカちゃんを救うべく、本当の意味での「過ぎ去りし時を求めて」が始まります。
↓がベロニカちゃんとの再会ルートです。
ですから、ある意味ではベロニカちゃんは復活し、救われることになります☆
「お仕置きよっ!」のかわいいベロニカちゃんがまた見れます☆(#^^#)
ただし、その世界はあるいみパラレルワールドなので、このベロニカちゃんが失われた世界も当然存在し、その世界ではこうしてセーニャちゃんが、強い姿をみせてくれます。
ベロニカちゃん専用の最強装備は↓からどうぞ☆
さらにちなみに、ですが、セーニャちゃんが髪の毛を切った理由は、
「捧げる髪の長さは思いの丈の長さ」
というラムダに残る伝承でもあります。
あれだけ短くした、ということはやっぱりそれだけベロニカちゃんを好きだったということなのでしょう。
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次のストーリー↓ついに伝説の剣を入手!
これまでのストーリーは以下のページにまとめています。
考察も追記していきますので、よろしければどうぞ☆
よろしければ、その他のゲームストーリー考察もどうぞ♪