目次
ラドン温泉の効果と効用とは。ラドンの放射線って危険なの? 猿が城ラドン療養泉&ジップライン体験記
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1 今回お邪魔したのは、鹿児島県にある猿ヶ城温泉です
9月の台風の影響で、通行止めになっていた道が開通し、10月1日から再オープンとなった猿が城温泉。
鹿児島に用事があったので、寄ってみることに。
鹿児島市内からは垂水フェリーに乗って30分。
そこから15分ほど車で行ったところにあります。
ここの運営は「財宝温泉水」で有名になった財宝という会社。
アルカリ水でなんとミネラルウォーターの売り上げナンバー1だそうです。すごい!
話が脱線しましたが(;´∀`)
ここにあるラドン療養泉は、高濃度で有名で、600ベクレル/kgが源泉に含まれているとのこと。
2 ラドンって何?ラドン温泉って放射線が危険じゃないの?
ラドンとは原子番号86のRnとかく原子の一つです。
無味無臭の気体として存在しています。
上位元素に、ウランがあり、
火山地帯に発生する放射線を発する気体です。
「え!?放射線!危なくないの!?」
というのが最初に出てくる疑問ですが、
ラドン温泉に含まれるラドンはきちんと調整されていて、
私たちが1年に浴びる自然放射線と比べても、ずっと小さいです。
だから安心して入れます。
3 ラドン温泉の効果と効能は?
「それでも放射線って危険なんでしょ?なんでわざわざ入るの?」
という疑問。
これは微量の放射線を浴びることによる「ホルミシス効果」を狙ったものです。
放射線は強すぎると細胞を破壊してしまいますが、
微量だった場合は、逆に細胞のよい刺激となり、細胞の治癒能力を活性化させます。
薬が大量だと、毒になり、
お酒が大量だと、中毒になります。
でも、どちらも適切な量だとプラスになりますよね。
これと同じで、微量なラドンを取り込むことで、細胞を活性化し、がんの治療や慢性疾患の治癒に効果を発揮します。
だからこそ、全国のラドン温泉が人気なんですね。
(本当に危険なほど高濃度な場所は管理地域で規制されています)
気になる効果と効能ですが、
主に痛風とリウマチ、高血圧など、たくさんの効能があります。
さらにα波が脳内に出て、すごくリラックスするそうです。
そしてがんの原因にもなる放射線を逆に微量浴びることで、がんを抑制するのはとても不思議です。
4 どのくらい入ればいいの? 適切な入浴時間は?
ラドンが健康によいとはいえ、入りすぎはダメです。
ラドンは液体ではなく、気体の状態で、温泉の水面近くや空気中に含まれています。
そのため、温泉の中に入っていなくても、浴場にいるだけで呼吸によって取り込まれます。
(実際ラドンの取り込みは90%が呼吸によるものです)
ですので、浴場に長くいたり、眠ったりしないようにする必要があります。
適切な時間は浴場によって異なりますが、
猿ヶ城の場合は、5分入浴⇒10分浴場内の椅子で休憩⇒最後に5分入浴の15分ほどがよいようです。
その後、一旦浴場を出て休憩し、数時間ごとに入る、というやり方もあります。
私は今回は、合計で1時間ほど入りました。
でも、体がつやつやになっただけで、不調などはなかったです。
お風呂の中はこんな感じです。
プライベート風呂もありました。
水風呂や露天風呂はなく、洗い場と温泉のみのシンプルな作りです。
5 ビックリするほど、つやつやになったねと言われてうれしい☆
これがうれしかったです。
本当に触ってすべすべでした。
ぜひまた行きたいと思います。
ちなみに猿ヶ城には軽食のレストランやエステ、マス釣りやアスレチックなど家族連れで一日
遊べる場所が盛りだくさんです。
6 ジップラインにも挑戦してみました。
名物のジップラインにも挑戦してみました。
これは谷の上にロープを引き、そこをワイヤーで滑るという遊びです。
ちょっとわかりにくいですが、谷の上を空を飛ぶみたいにスーッと滑走していきます。
子供はもちろん、大人も女性でも楽しめます!
鳥になった気分になれるのでぜひ♪
(ただし、本当に崖から崖へ行くので、高所恐怖症の方はやめておいた方がいいです。最初飛び降りるときは私も怖かったです(´∀`;))
ちなみに、山の上にはトラクター?で温泉入り口から連れて行ってもらえます。
受付は温泉と同じ場所です。
山の上まで約5分で、付き添いも可能。
全部で2本滑って、20分くらいで帰ってきました。
田園風景とその奥に桜島を見ながら、帰ります。
猿ヶ城まで車だと垂水フェリーが往復5千円ほどかかってしまうのが難点ですが、
バスで迎えもあるようなので、徒歩でも大丈夫かもです。
とにかくここはまた行きたいな~♪と思える場所でした。(#^^#)