タキソールの効果と副作用とは。使う前に知っておくべきまとめ
個人的に、私の家族も腫瘍治療を行っていましたので、抗がん剤治療薬についてこちらにまとめておきたいと思います。
スポンサーリンク
1 タキソールとは?
現在、小林麻央さんががん闘病において使用されている抗がん剤です。
がん細胞の分裂阻害薬として使われています。
ちなみに同じような名前でタキソテールというお薬がありますが、こちらは別の医薬品になります。
【タキソールとタキソテールの違いについて】
効果はどちらも、がん細胞分裂阻害薬ですが、
タキソテールの方が投与量・副作用共に少なく、タキソールよりもより効き目があるようです。
但し、副作用については両方とも確認されています。
両方とも全身倦怠感を伴い、タキソールは痺れが長期持続。
タキソテールは筋肉痛、爪下炎、それと浮腫が治療後まで2,3か月続く。
以下、医師の回答。
「タキソテールの浮腫は、どれくらいの方に起きるんでしょうか?浮腫の方がまだましに思いますが」
⇒浮腫は、かなりおこります。私の感触では「半数以上」と思います。
ただ程度は様々であり、「言われてみれば」という程度から「夜には下半身がだるくて何とかして欲しい」という程度まで様々です。浮腫は「ステロイド経口」でかなり対処できます。
2 タキソールの効果と副作用について
主に臓器がんに効果を発揮します。
3 以下、ブログ記事から重要な点をまとめてみます。
参考としてまとめておりますので、さらに詳しく知りたい方は各ブログのリンクから、ご参照ください。
副作用とその発現時期について、以下にまとめてみます。
この日は夜、わりと激しく下痢しましたが、他は異常なし。翌日と翌々日の日中も問題ありませんでした。
ところが、投与翌々日の夕方から、体のあちこちが痛み始めたのです。
熱の出始めに体の節々が痛くなる、あの感じ。
案の定、投与から3日目、熱が出てきました、37度ちょい。
再び激しく下痢もして、かなりキツいと感じる体調になってきました。
熱は上がったり下がったりで37度前後。
とにかく体が痛い。
なんとか対処法はないものかと検索したところ、「L-グルタミン」というものがヒット。早速アマゾンでデカ・ボトル入りをゲットしてみたところ、なんとこれが結構効く!
私は、痛みが来てるな、と思ったら、大さじ2杯分飲んでました。
私の場合、完全に痛みが消えるわけではないのですが、かなりラクにはなりました。
投与7回目。体調の基本パターンは同じ。
ですが、ついに頭髪に異変が。
微妙に抜け毛が多いような・・・と思ったら、急激に変化が訪れました。
まず、襟足と耳の上、要するに天辺と後頭部を除く下の方が、猛烈に抜け始めました。
投与12回目、のはずだった日。この前週に、CTスキャンを受けていました。
その結果は、「変化なし」。
残念ながら、目立った変化はなかったのです。
—–「変化なし」というのは、「進行を止めた」とも言えるのでは??
いいえ、パクリタキセル/タキソールを始めてすぐ行ったCTの結果と比べて変化がなかったので、「効果なし」と私は判断します。
なぜなら、そもそもパクリ開始のころのCTの結果が、昨年12月のCTの結果からも「変化なし」だったので。
パクリ投与の期間中「変化なし」だったのは、薬のおかげではなかったと私は思います。
というわけで、12回目の投与はキャンセルし、私の初の抗がん剤治療は、あえなく失敗に終わったのでした。
切除できるものは、切除。
できないものや比較的軽いものは、抗がん剤治療という判断が一般的ですが、
(他に重粒子療法もありますが、こちらは治療費が数百万円で、さらに限られたがん、限られた施設でのみ受けられます)
実際、どうするかはもっと勉強の上で決めていきたいと思います。