目次
ヒラリークリントン氏、ドナルドトランプ氏最後の演説内容がすごい!金融市場や株はどう動くのか。
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1 まずはヒラリークリントン候補の最後の演説から
ヒラリー候補の演説には、夫のビル・クリントンさん、オバマ大統領夫妻、ブルース・スプリンスティーンさん、レディガガさん、ボンジョヴィさんなど有名人が応援に駆け付けました。
レディガガさん
「彼女は大統領になる準備ができています。ヒラリークリントンは『鉄の女』です!ヒラリークリントンを止めることはできません!」
オバマ大統領
「次の大統領!それはヒラリークリントンです!」
ヒラリー候補最後の演説
「私は全てのアメリカ国民のための大統領になります。明日投票すれば私たちは(トランプさんの言う)壁ではなく、橋を作ることになるのです!一緒に歴史を作りましょう!」
これはうまいな~と思ってしまいます。(#^^#)
政策内容は以前ご紹介したまま、しっかりしたものです。
最後は3つの州の4か所で演説を行いました。ラスト、ペンシルバニア州は4万人が詰めかけました。
1日で3つの州。
表情は明るく、疲れている様子は見えません。
聴衆は、白人・黒人・ヒスパニック・アジア系など様々でした。
2 一方のトランプ候補の演説では。
最後の最後まで、TPPや政策系の話はあまりせず、
「私は壁を作る!費用は――?(聴衆に耳を向けて)そうだ、メキシコ持ちだ!」
と。
最後は5つの州を回っています。
70歳でこれだけ元気なだけですごいとしかいいようがありません。
「ヒラリークリントンは、アメリカ大統領候補の歴史の中で最も腐敗した女だ!」と主張。
集まった人々は「USA!USA!」と大熱狂。
「アメリカをもう一度素晴らしい国にする!」と。
少し扇動的ですが、もしかするとアンダードッグ効果で、逆転もありうるかも・・・。
※アンダードッグ効果とは、選挙戦において、支持率を下回っていた候補に同情票が集まって、結果的に勝利すること。
イギリスのEU離脱の際も、
「結局大勢は離脱反対だろうから、離脱に入れておこうと(なんとなく)選んだ人々が決着をつけた」と言われています。
3 株価はどう動くのか。トランプリスクとは。
10月後半、およそ1万7500円前で推移していた日経平均株価ですが、
11月1日時点で、トランプ氏の支持率が上昇すると、1万7000円を割り込む形で大きく下落。
その後、6日にFBIがヒラリー氏を「(現時点では)訴追しない」と発表すると1万7250円前まで回復して現在に至っています。
専門家は、ヒラリー氏が勝った場合は、日本市場は安定する一方、
トランプ氏が勝った場合は、やはり下落する可能性を示唆しています。
ニッセイ基礎研究所の矢嶋チーフエコノミストはこのことについて、
「先々の政策が全く読めず、現在の市場はトランプ勝利を読み込んでいない。そのため円高株安が進むでしょう」
と予想しています。
9日午後現在。
トランプ氏が勝利宣言を行いました。
結果、円は101円にまで上昇。
さらに、株安が進んでいます。
4 結果は日本時間の9日午後に判明。
ここまで来ると今年最大のイベントですよね。
ただ、ヒラリーさんが勝っても、ここまで大接戦になった以上、
トランプさんの支持層の意見も無視できず、来年もかなり波乱の様子・・・。
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