目次
- 名探偵コナン から紅の恋歌 ネタバレストーリー考察&感想・評価。大岡紅葉の正体とは!
- 1プロローグ 舞台は京都。最初の事件が発生。
- 2舞台は変わって、大阪のテレビ局。もう一人のヒロイン、大岡紅葉登場。
- 3しかし、テレビ局を爆破するという予告が!
- 4みき子が入院した病院へ。そこでまさかのライバル宣言!
- 5矢島の事件を聞き、向かうことに。
- 6ホテルへ。恒例のコナンシネマクイズ答え。和葉に助っ人登場!訓練開始。
- 7一方、そのころ、コナンと平次は関根を問い詰める
- 8大岡紅葉と謎の人物の関係とは?そして、服部静華VS大岡紅葉が対決へ――!
- 9決勝戦前日の夜。そして次に狙われるのは――?
- 10 蘭と話す大岡紅葉。幼い頃の平次との約束とは?
- 11皐月杯大会開始!和葉は紅葉に勝てるのか?真犯人は?
- 12クライマックス!事件の真相が明らかに!
- 13崩れ落ちるお堂。平次は和葉を守れるか??
- 14エピローグ。プロポーズの真相とは?
- 15蘭に送った新一の句の内容とは?百人一首解説☆最後に感想と評価♪
名探偵コナン から紅の恋歌 ネタバレストーリー考察&感想・評価。大岡紅葉の正体とは!
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1プロローグ 舞台は京都。最初の事件が発生。
今作の舞台は、京都です。
早朝、昨年の「高校生皐月杯」の百人一首の決勝大会のDVDを観ながら、「何かあること」に気づく、一人の男性。
そこには、高校生チャンピオンである、大岡紅葉が映っています。
DVDを観ているのは矢島 俊弥(やじま としや)。
大人が戦う皐月杯の2年連続優勝者です。
しかし、その直後、何者かが後ろから接近。
「なんだ・・・」
とどうやら顔見知りらしいその相手は、いきなり日本刀をふりかざし・・・。
これが予告で描かれている場面になります。
そして、ここから謎の連続事件が発生することに・・・。
2舞台は変わって、大阪のテレビ局。もう一人のヒロイン、大岡紅葉登場。
舞台は大阪に。
ここには、毛利小五郎、蘭、コナン、少年探偵団、そして服部平次、和葉がいます。
彼らは、あさってに開かれる、百人一首高校生日本一を決める「高校生皐月杯」の対談に呼ばれています。
そして、その高校生皐月杯の昨年のチャンピオンこそ、大岡紅葉。
和葉が所属する「カルタ部」の部長、枚本 未来子(ひらもと みきこ)が手合わせをしていますが、圧倒的な実力差で負けてしまいます。
(みき子さんはゲスト声優として、吉岡里帆さんが参加されています♪)
大岡紅葉は、控室に戻る際の廊下で服部平次にぶつかり、
「やっと会えた・・・やっぱり運命やわ・・・」
と泣き出して喜びます。
「平次君は未来の旦那さん・・・」
といきなり、言いだし、驚く一同。
そして案の定、「平次~っ!」と怒り出す、和葉ちゃん(笑)。
平次は「いやいや知らんて」
と言いつつ、「この姉ちゃん、胸でか!」
とにやにやしています_(┐「ε:)_
3しかし、テレビ局を爆破するという予告が!
そんなとき、大阪府警に「テレビ局を爆破する」という予告と、百人一首の画像が送られてきます。
これを受けて、訳も分からずにコナンたちは緊急避難することに。
しかし、皐月杯で使用される伝説のカルタ札である、「皐月杯の札」(伏線)が残されていることを知り、カルタ部部長のみき子、それを追った和葉、平次がビルに取り残されてしまいます。
皐月杯の札は、初代のクイーンである、阿知波皐月が使用し、
その後も伝統として、毎年皐月杯で使用されている札です。
みき子はそれを何としても守りたかったんですね。
そして予告通りに犯人は、ビルを爆破。
みき子はなんとか脱出できますが、
平次と和葉は燃え盛るビルから脱出できず、平次は和葉を守りながら屋上へ向かいます。
ビルは炎上し、もう助からない・・・という状況で、なんとコナンがスケボージャンプで助けに来ます。
平次と和葉を伸縮ベルトで下におろし、
ギリギリのところで全員が無事に脱出できました・・・ε-(´∀`*)ホッ
4みき子が入院した病院へ。そこでまさかのライバル宣言!
無事に脱出した一向でしたが、みき子が腕を骨折し、病院に行くことに。
大会はあさってで、しかもカルタ部は、みき子と和葉(合気道部と兼任)しかおらず、
廃部寸前。
最後の望みを高校生皐月杯の優勝にかけていたのに、部長である、みき子が出られないという事態に・・・。
みき子は、「和葉、あんた代わりに出て!」と和葉に頼み込みます。
しかし、それを近くで見ていた大岡紅葉は、
「素人が勝てるほど甘くないです。出るんやったら、いろはガルタに変えてもらいまひょか?」
と和葉を挑発。
さらに、平次と和葉のなれ合いを見て、
平次がいなくなった隙に和葉に挑戦状をたたき込みます。
「あんたのやっていることは恋愛ごっこです。あさって優勝した方が、平次くんに告白できるというのはどうです?優勝者がお嫁さん第一候補や」
とライバル宣言!
負けん気の強い和葉はもちろん、
「受けたるわ!」
とその挑戦を受けることに・・・。
仮にも昨年の高校生チャンピオンで、なおかつ将来のクイーンとされている大岡紅葉。
それに合気道部と兼任のカルタ部員で、心得はあるけど、素人の和葉。
・・・( ^ω^)・・・
大丈夫かな・・・。
いや、無理だよね・・・。
と、内心思っちゃいました_(┐「ε:)_
そして、笑いながら去っていく大岡紅葉。
彼女は平次の前では、かわいい女子ですが、負けん気も強く、超お嬢様で、高飛車です(笑)。
去っていく際に手帳ケースを落とし、それを蘭が拾います。
中には、平次と紅葉と思われる幼い頃の二人が指切りで何かを約束している写真と、
謎の男の写真が入っていました。
「まさか平次君・・・本当に結婚の約束しちゃってたんじゃ・・・」
とあきれる蘭。
これも後の伏線です♪
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5矢島の事件を聞き、向かうことに。
病院から出たところで、阿知波 研介(あちわ けんすけ)会長が、プロローグでご紹介した矢島の事件を聴きます。
阿知波 研介会長は、浪速の不動産王であり、
大岡紅葉も所属している皐月会という百人一首の会長を務める人物。
皐月杯を開催しているのも、決勝戦の読み手を務めるのも彼という、今作の主要人物です。
これを受けて、そばで聞いていた平次とコナンも大阪の矢島邸に向かいます。
矢島邸で事件現場を見たコナンと平次。
被害者である矢島は、
1大岡紅葉の出ていた、昨年の高校生皐月杯のDVDを観ていた。
2手には何かを握り締めていたような痕があり、それはカルタ札のようだ。
3彼はどうやら知り合いに会い、正面から刀で殴られたようだ。
という痕跡を残しています。
コナンはそこにあったカルタの写真を灰原愛ちゃんに送り、血痕との照合を頼みます。
ついでに、大岡紅葉の手帳ケースに入っていた謎の人物の鑑定もお願いします。
外に出ると、そこに関根 康史(せきね こうじ)という人物が現れます。
(ゲスト声優である、宮川大輔さんが務められています♪)
彼は皐月会に所属するカメラマンであると同時に、被害者である矢島のライバルでもありました。
事件当日に一切、連絡がつかず、
「いや~深酒して寝ちゃってました・・・」
といかにも嘘くさい説明をする彼。
さらに、「皐月杯は絶対開催してくださいね!このままだと、矢島も殴られ損ですわ!」
と、犯人と警察しか知らないはずの「殴られてやられた」ということを知っています。
「俺、犯人分かってもうたで」
「ああ・・・俺もだ・・・」
と平次とコナン。
しかし、本当に彼が犯人なのでしょうか・・・??
6ホテルへ。恒例のコナンシネマクイズ答え。和葉に助っ人登場!訓練開始。
ここで、いつもの恒例の博士のコナンシネマクイズ~♪
ホテルに戻った少年探偵団に、博士が問います。
「競技カルタと言えば、その独特なスタイルが日本の伝統的な作業に似ていると言われているが、それは次のうちどれ?」
1茶摘み
2凧揚げ
3もちつき
4稲刈り
・・・
・・・( ^ω^)・・・
うん、今回も分かりませんでした(笑)。
博士クイズはダジャレクイズなのですが、結構難しいです。
答えは、4稲刈り。
灰原アイちゃんの説明によると、
「稲は田んぼ。田んぼで稲を刈るから・・・カルタ。」
だそうです。。。_(┐「ε:)_
そして、部屋で休んでいた皆の前に、なんと服部平次のお母さんが登場します!
服部静華さん。美人でとんでもなく強い。京都弁。
なんと彼女は皐月杯の歴代クイーンの一人でもあったということ。
「ほかならぬ平次の頼みやから」
と我が子の溺愛っぷりがまた素敵です♪
そして、「徹底的に私の戦い方を叩き込みます」と和葉の先生になってくれます。
そこから負けん気の強い和葉も徹夜で訓練開始です!
果たして2日で、和葉はチャンピオンに勝てるのか――。
負けたら、平次君とられちゃう・・・頑張れ・・・(´;ω;`)
7一方、そのころ、コナンと平次は関根を問い詰める
先ほど登場した、いかにも怪しい関根。
コナンと平次は、事件の手がかりを得るために、テレビ局にて彼を問い詰めます。
1事件当日のアリバイがない。
22年連続優勝者の矢島がいなくなれば、関根が優勝できる
3矢島は顔見知りによって襲われた
4関根は矢島が殴られてやられたことを知っていた
これだけの条件がそろっていれば、あとは証拠だけになりますが、肝心の証拠がありません。
ただ、関根は何とか言い逃れ、その場を去ってしまいます。
しかし、その直後、阿知波会長、大岡紅葉、関根をそれぞれ載せた車が走っていたところ、関根の車が爆発。
重傷を負い、彼は入院することに。
「真犯人は別にいる」
ということに、コナンたちは気づきます。
8大岡紅葉と謎の人物の関係とは?そして、服部静華VS大岡紅葉が対決へ――!
ここで、一連の事件の参考として、阿知波会長からも話を聞くことに。
灰原アイちゃんに解析を頼んでいた「大岡紅葉が持っていた謎の人物の写真」
について、彼が「名頃 鹿雄(なごろ しかお)」という人物と判明します。
新たな伏線の人物、名頃鹿雄とは?
名頃 鹿雄は、阿知波会長が代表を務める「皐月会」を敵視し、自身が代表の「名頃会」を立ち上げ、長年、百人一首の対決を挑んできた人物です。
皐月会は、阿知波会長の奥さんである、「阿知波皐月」が作り、クイーンとして君臨していました。
名頃鹿雄はそんな彼女を敵視し、長年皐月会は弱いと公言していました。
しかし、阿知波皐月VS名頃鹿雄の全面対決は実現せず――。
5年前に、名頃鹿雄と皐月の百人一首対決が実現し、テレビ局もかけつける一大イベントが開かれましたが、
名頃鹿雄は姿を見せずに、その後消息不明になっています。
一方、阿知波皐月は、病に倒れ、既に他界。
阿知波会長は彼女の跡を継いで、現在の皐月会を作り上げました。
かの大岡紅葉も、関根も、実は名頃鹿雄が先生であり、
名頃会から、名頃鹿雄がいなくなった後に、異動してきたのです。
警察は、
1名頃鹿雄は長年皐月会を敵視していた
2名頃VS皐月の対決に姿を見せず、逃走。消息不明。
3狙われた矢島は、名頃会を嫌っていた。
4狙われた関根は、名頃会から皐月会に移動した裏切者。
このような状況から、名頃鹿雄が真犯人である、と判断し、指名手配します。
一方、そのころホテルでは、大岡紅葉が和葉を挑発。
自信たっぷりに、「あんたは和葉。ただの葉っぱや。私は紅葉や」と挑発する紅葉ちゃん。
これを受けて、服部静華が彼女の実力を確かめるべく、戦いを申し込みます。
結果は――。
実は勝敗の行方は描かれませんでした。
しかし、大岡紅葉の余裕たっぷりに部屋を後にする様子から見て、彼女が勝ったか、あるいは、引き分けだったと思います。
あるいは、将来の平次くんと結婚したら、静華は姑になりますから、勝ちを譲ったかも??(笑)
9決勝戦前日の夜。そして次に狙われるのは――?
ここまで、いろいろな伏線が出てきたので、整理しておきます。
まずは、謎の美女大岡紅葉。
1彼女は服部平次を未来の旦那さんと決めている
2幼い頃にプロポーズされた、と言っている
3もと名頃会の所属であり、名頃鹿雄が先生だった
4矢島は彼女が昨年決勝を戦っている姿を見て、何かに気付いた。
次に、狙われている被害者に共通していることは、
1矢島、関根ともにやられる前に「紅葉」の句が入ったスマホメールを受け取っている(大岡紅葉も受け取っている)
2紅葉の句は、名頃鹿雄が得意としていた札であり、全部で6枚あった。つまり、まだ犠牲者は増える。
3テレビ局爆破も、予告は紅葉の句の入ったもので、阿知波会長と伝説の札が狙われた。
ふむ・・・。これだと、犯人は名頃鹿雄のようですが・・・。
コナンたちは、阿知波会長にさらに詳しく話を聞きにいきます。
問い詰めると、阿知波会長はさらに、別の証言をしました。
1実は5年前に名頃VS阿知波皐月の対決前夜、名頃鹿雄が尋ねてきており、非公式に対決があったこと。
2阿知波会長が帰ってきたときには、名頃は真っ青になって逃げるように立ち去り、翌日の公式大会には姿を見せなかったこと。
(3阿知波会長は毎回、ゲン担ぎに対決前には必ず洗車をしているのに、名頃との対決時にはしていないことにコナンは気づきます)
一応、これがこれまでの伏線です。
これだけだと、推理はまず無理?なのですが、ラストまで行くと全て回収されています。
もし、ここまでで真犯人を推理できた方がいたら、すごすぎます・・・!
10 蘭と話す大岡紅葉。幼い頃の平次との約束とは?
大会前夜。
蘭は紅葉の落とした手帳ケースを返しに彼女のところに行き、なぜ大岡紅葉が服部平次を未来の旦那と呼ぶのか聞きます。
実は、服部平次は、小学生のときに素人ながら、百人一首の大会に出場。
その持前の記憶力で(おそらくカメラアイと呼ばれる一瞬で全て記憶する能力)、
大会に優勝。
そのときに負かした相手が、大岡紅葉であり、
負けて泣いていた紅葉に平次が
「泣くなや。次あったときはお嫁にもらったるさかい」
と口約束してしまったというのです・・・!
そんな小さなときの口約束で!?Σ(´∀`;)
と、蘭も(私も)ビックリしますが、
紅葉は「子供でも大人でも、男が一度口にしたことは守らなあきまへん」
とある意味すごく一途な一面を見せます。
というか、それで高校生になっても好きでいる、という彼女はむしろすごくかわいい気もします。(n*´ω`*n)
超お嬢様で、百人一首のチャンピオンである彼女にとって、唯一自分を負かした平次は憧れだったのかもしれませんね♪
そして、各々の思惑のまま、いよいよ「高校生皐月杯」が開催されます!
11皐月杯大会開始!和葉は紅葉に勝てるのか?真犯人は?
大会は、厳重警戒のもとで開催されました。
ここからは二つの視点で物語が進みます。
一つは、和葉が挑む大会。
そして、もう一つは紅葉を狙う犯人を捜すコナンと平次の視点です。
和葉は持前の負けん気と、合気道で鍛えた集中力で、順調に勝ち進みます。
もちろん紅葉も軽くコマを進め、
決勝は、やはり二人の対決に!
決勝戦は、阿知波会長が読み手となり、
皐月堂という、滝の上にある堂で大岡紅葉、和葉の二人、会長の立ち合いの計3人で行われることに。
和葉は自分の狙った札以外捨てる、という戦法で紅葉と互角以上に戦います。
ただ、2人が狙うのは、
「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」
という、札です。
この札の意味は、
「私の恋心は、誰にも知られまいと心に決め、耐え忍んできたが、とうとうこらえきれず顔に出てしまったのか。何か物思いがあるのですかと人が尋ねてくるほどに」
という、まさに二人の服部平次に対する恋心をそのまま表したもの。(n*´ω`*n)
紅葉もプライドにかけて、この札を渡すまい、と挑みます。
そして――。
「音も何もかも、私の中に入ってきてええんやで・・・皆仲間なんや・・・」
と究極の集中状態になった和葉は、一瞬で、「しのぶれど」の札を奪います!
和葉ちゃん、すごし!((´∀`*))
一方、2人が戦っているお堂とは別の場所で爆発事件が発生。
犠牲者は、海江田 藤伍(かいえだ とうご)という阿知波会長のもと秘書です。
「なんでこんなところに仕掛けるんだ・・・」
と文句を言いながらダイナマイトを仕掛けようとしたところ、タイマーが作動し爆発。
さらに、和葉達のいるお堂も燃えていきます。
ここで、全ての真相に気付いたコナンと平次。
映画を見ていると、うすうす真犯人が見えてきます。
上の海江田のセリフもその一つです。。。
そう、厳重警戒の大会に爆発物を持ち込めて、なおかつそれを秘書に渡せた人物。
それは、阿知波会長しかいないのです。
12クライマックス!事件の真相が明らかに!
燃え盛るお堂。
名頃鹿雄が好んでいた「紅葉の句」が入った札は全部で6枚。
残る3枚は、阿知波会長、紅葉、そして決勝に進む人間の3人に捧げられたものでした。
真犯人が、阿知波会長であり、道ずれにしようとした和葉たちを助けるために、
コナンと平次がお堂に突っ込みます。
ギリギリのところで、和葉たちを阿知波会長から遠ざけたコナンたち。
そして、そこで全ての真相が語られます。
事の始まりは、5年前。
皐月会と名頃会の前面対決となった、前日。
名頃鹿雄が訪ねてきたことが発端でした。
5年前の本当の真相
彼は皐月に非公式の対決を望み、二人はそこで戦います。
阿知波会長は、以前「名頃は真っ青になって逃げて行った」と語りましたが、それは嘘。
本当は、名頃鹿雄が皐月に圧勝していたのです。
クイーンであり、皐月会の代表でもあった、皐月。
さらに、読み手不在のため、使ったのは自分がずっと使用してきたカセットテープの音声。
読まれる順番すら記憶した圧倒的有利の状況で、皐月は名頃に惨敗。
このままでは、皐月会の名目はおろか、明日の公式戦で大恥をかいてしまう・・・。
そう考えた阿知波皐月は、混乱した状態で、名頃をカセットで殴ってしまいます。
そして、その血がいまや伝説の札となっている「皐月の札」の側面に付着。
そこには、名頃皐月の指紋も残されました。
帰ってきたところで、全ての事態を知った阿知波研介会長は、名頃の身体をこのお堂に隠し、
翌日、公式大会には名頃が不出場にして、皐月の不戦勝となったのです。
それから、精神を病んでしまった皐月は、3年前に他界。
矢島が狙われた本当の理由
一方、プロローグで狙われた矢島は、昨年の高校生皐月杯の映像を見ていたときに、
札の側面についていた「シミ」に気付きます。
矢島は名頃を嫌っており、皐月会を守るために、いろいろ詳細を調べていたのですが、
5年前以前にはなかったシミが、名頃が不在になった直後から見られるようになったことで真相に気付き、その結果、狙われたのです。
犯人は、会長の命令で動いていた、海江田です。
さらに、海江田は犯行を名頃の仕業に見せるために、わざと「紅葉」の札を手に握らせます。
関根が嘘をつき、狙われた理由
関根は、師匠である名頃鹿雄のことを矢島が調べている、という噂を聞き、矢島邸を訪れました。
しかし、そこには既に倒れた矢島の姿が。
手に握った札から「先生の仕業だ・・・」と勘違いした関根は、それを強盗の仕業に見せかけるために部屋を荒らし、嘘をつきました。
そして彼が狙われたのは、単に名頃会の裏切りものである彼が狙われるのが、好都合、という思惑からだったのです。
大岡紅葉が狙われた理由
これは特に恨みもなく、関根と同じく、名頃会から移ったから、
そして、決勝に必ず進むであろうと会長が考えたからです。
会長は、名頃の身体が埋めてあるお堂と一緒に、証拠である伝説の札も、自分もろとも名頃の仕業として全てを終わらせたかったんですね。
会長はそれだけ自分と妻であった皐月の運命を狂わせた名頃鹿雄を憎んでいたのですが、
実は真相は違ったということがさらに紅葉の口から分かります。
名頃鹿雄はなぜ前日に皐月と非公式の戦いを望んだのか?彼の本当の姿とは。
会長と皐月は、彼がずっと皐月会に敵意を見せていたため、
前日にわざと皐月を負かし、さらに当日に大恥をかかせようとしていた、と考えていました。
しかし、紅葉は「それは違う」、と言います。
紅葉は以前、名頃が先生だったときに「どうしてそんなに皐月会を敵視するのですか?」と尋ねたそうです。
名頃は笑いながら、
「そうでもしないと、私など相手にしてもらえないからね。皐月は僕の初恋の人なんだ。だから、一度でいいから、僕も強くなったよ!と彼女に見せたいだけなんだ」
と言ったそうです。
つまり、名頃は、幼馴染であり、幼い頃からスーパースターであった阿知波皐月に恋心を持っており、彼女に一度でも認められたいという気持ちから、わざと挑発してこの対決に挑んだ、ということ。
さらに、彼は持病により、失明寸前であり、
失明の前に、皐月に認められたいという願いから、挑戦を急ぎ、
自分が失明した後に、名頃会のメンバーを皐月会に入れてほしいとお願いするために、皐月のもとを訪れたというもの。
そして前日の戦いで、認めてもらえたら、当日はわざと負けて皐月会のすばらしさを訴え、自分は身を引くつもりだったこと。
このような経緯があったのです・・・。(´;ω;`)
だからこそ、紅葉や関根は名頃という人物を敬愛しており、写真を持ち歩くほどだったんですね・・・。
13崩れ落ちるお堂。平次は和葉を守れるか??
全ての真相を知り、崩れ落ちる阿知波会長、そして泣く紅葉。
同時に、お堂も崩れていきます。
コナンは阿知波会長と紅葉を連れて、先にエレベーターで脱出。
取り残された平次と和葉は、バイクに乗って、隣の池までダイブすることに・・・。
そのときの平次のセリフが
「まだお前には言わなあかん事があんねん!言うまで〇ねるか!しっかり捕まっとけよ。離したらコ◎〇ぞ!」
というもの。
平次君かっこいいです・・・((ノェ`*)っ))タシタシ
そして、命がけの大ジャンプの末に、見事着水。
爆破の衝撃波のおかげで、ギリギリ助かった二人です。
「私に言わなあかんことって何なん?」
と迫る和葉に、ごまかす平次(笑)。
お互い好きすぎて、もっと素直になれば!といつももどかしく思うけど、これがまた良さですよね♪(#^^#)
14エピローグ。プロポーズの真相とは?
事件は終わりましたが、まだ平次のプロポーズ問題が終わっていません(笑)。
決勝戦では、実は和葉は紅葉に敗北しています。
さすがに、チャンピオンに一夜漬けの和葉が叶うはずもなく・・・。
ですが、決勝まで進んだことでカルタ部の存続は決まり、
和葉も「しのぶれど」の札を取れたことで満足しています。
この歌を詠んだのは平兼盛。平次の平の字が入った唯一の札を取り合いして、勝てたことは、勝負に勝ったと言える、ということ♪
そこに現れる紅葉。
約束は約束、と平次に「嫁にとるさかい、待っとけよって言ったでしょう?」とプロポーズのことを問いますが、
何かを思い出した平次は
「ああ、あれは・・・女の子やから手加減しとったからな。嫁にとるさかい待っとけよじゃなくて、【もっと(札を)強めにとるさかい、腕磨いて待っとけよ】や。」
とあっけらかんと答えます。
・・・( ^ω^)・・・
_(┐「ε:)_ずこー。。。
恥ずかしくなった紅葉は、「撤収~!」と既に結婚後につけるための缶ジュースのカラカラを車につけたまま、走り出します(笑)。
なんだこれ(笑)。
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15蘭に送った新一の句の内容とは?百人一首解説☆最後に感想と評価♪
劇中に、蘭が好きな句として、
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半(よは)の月かな
という紫式部の句が出てきます。
この意味は、せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴女だと分かるかどうかのわずかな間にあわただしく帰ってしまわれた。まるで雲間にさっと隠れてしまう夜半の月のように。
という、まさに2人の状況を示すもの♪
それに応える形で新一が送った句が、
瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)のわれても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ
という崇徳院の句です。
意味は、川の瀬の流れが速く、岩にせき止められた急流が2つに分かれる。しかしまた1つになるように、愛しいあの人と今は分かれても、いつかはきっと再会しようと思っている。
というまたいつか必ず会おう、という恋心を示すもの・・・(n*´ω`*n)ポッ
う~ん、まさにこの漫画をそのまま表した句で驚いちゃいました。
最後に登場する、大会の場所も嵐山がモデルのようで、
紅葉の綺麗なときにまた聖地巡礼に行ってみたいです♪
池と庭の雰囲気は天龍寺にも似てますよね☆
今作は、前回の純黒の悪夢に比べるとアクション少な目で、どちらかというといつものアニメコナンに近い感覚で見れました。
前作は、映画が終わった後、ボロボロに泣いてしまって恥ずかしくて仕方ない状況←だったのですが、今回はほっこりした感じです。
個人的には、第一作目の時計仕掛けの摩天楼と、第二作目、そして、純黒がベスト3なのですが、今回の評価もかなり高めです。
最後に名頃鹿雄の本当の姿に一番感動しました。
来年は、予告では再び黒の組織が出るようで、安室さんが「3、2、1、ゼロ」と言って終了します。
おそらく、なんらかの時限がかかわるハードアクションになりそうな予感。。
コナンの映画は、アクションとシリアスメイン、冒険やキッド、ほっこり系、がありますが、どれも好きです。(#^^#)
今作は途中で犯人が分かってしまうので、それが少し残念。
ただ、まったり最後まで見れた、という点で今作の評価は☆5つ中4.0です♪
※ちなみに服部くんと和葉ちゃんのお父さんは実はキャリア組で超優秀です!
登場人物の階級や難しい用語を解説しています(ゼロの執行人のネタバレは公式情報以外ほぼなし)☆
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お読みいただきありがとうございました。
次回はバイオハザードの新作映画についてご紹介できたらなと思います☆(n*´ω`*n)
その他考察記事は↓からどうぞ~♪
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