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ニーアオートマタDLC真エンド内容考察。謎の機械生命体プラトン1728の正体と彼の心の叫びとは!?【ニーアオートマタ考察】
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これまでのニーアオートマタdlcの内容&攻略情報などは↓からどうぞ☆
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
1ニーアオートマタ真エンドで描かれるのは、「プラトン1728」という機械生命体。
プラトンは、始め本編のウェポンストーリーで登場しました。
機械生命体の槍を最大まで強化し、そしてウェポンストーリーを見ると、以下の内容が分かります。
入手方法と強化については↓の記事をご覧ください。
【ウェポンストーリー1】
僕ノ名前はプラトン1728。
僕ア、出来損ナイの機械ダ。戦ウ為ニ
作られたノニ怖クテ武器を使エナイんだ。
ミンナには馬鹿にサレル
し生イキテテもイイ事はナイ。
【ストーリー2】
僕ア、ノロマな機械ダ。
戦場で迷ッテシマイ何かの工場ニ迷い込ンダ。
ソコには廃棄サレタ小さな人形が沢山イタ。
コノ世界に居場所ガナイ物同士ダトオモッタ。
【ストーリー3】
僕ア、間抜けナ機械ダ。
ソノ日の戦場は例ノ工場ダッタ。
そこに横タワル人形はドレもコレも壊レテイタ。
仲間達と敵ハ、人形を踏ミナガラ戦争、戦争、戦争をシテイル。
【ストーリー4】
僕ア、武器を起動サセテその場にいる仲間と敵ニ砲撃ヲ開始シタ。
何故かは良くワカラナイ。
ダケド、戦うッテ決メタンダ。
ダッテ僕ア、愚カデ壊れた機械ダカラ。
つまり、プラトン1728は仲間を裏切り、暴走した個体だったのです。
そしてとても悲しい心情が吐露されています。。
そういう事情があって、今回のdlcでは、その彼の正体と過去が分かるというので気になっていました。
では、いよいよ内容を考察していきます!
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2プラトン1728の過去と正体とは?
これはdlcの3つの闘技場をクリアし、なおかつ遊園地廃墟地下のイベントをクリアして見られるエンディングになっています。
ネタバレになりますので、未クリアの方はご注意ください。
1プロローグ(絵本の内容)
「誰かを大事にするっていうことは、誰かを大事にしないということだ」
ここからプラトン1728が語ります。
「それは差別と呼ばれる感情かもしれない・・・」
「ボクはその感情に飲み込まれるように・・・」
大きな機械生命体が小さな赤子ロボを守り、アンドロイドをふみつける姿。
これは機械生命体とアンドロイドの戦争状態を示しています。
「強く、強く、もっと強く・・・そのためにボクは頑張って来たよ・・・」
「でも・・・ボクは・・・」
「真っ暗な世界を進むには、導いてくれる命綱が必要だ。だけどその鎖に縛られてしまうと何も見えなくなるんだ・・・何も・・・」
ここまでだとまだ分かりません。
ただ、プラトン1728が孤独で、強くなるために生き、だけど苦しかった、という心情は分かります。(´;ω;`)
2プラトン1728起動
画像が歪んでいますが、これは2Bがブラウン管テレビを見ながらプラトン1728の過去を追体験するための仕様です♪
「ボクの名前はプラトン。プラトン1728。1728番目の戦闘兵器」
そして、プラトンが起動します。
彼がプラトンです。
小型短足ではありません。
そして、彼を操りながらイベントは進んでいきます。
3機械生命体は人間の魂から作られた可能性を示唆?
「時には自分が人間になったかのような経験までしたことがあるんだ・・・」
個人的には、ここが一番ひっかかったところです。
プラトンが話しかけた「夢見るロボ」は、夢の中で人間になり、悲しいことも楽しいことも経験しているとのこと。
つまり、もしかしたらこれは機械生命体のコアはそもそも人間の魂(前作のレプリカントの魂)をエイリアンが転用して作った可能性を示唆しているのでは?と。
だからこそ、彼らは人間のような感情をもち、人間にあこがれ、そして夢をみる。
個人的に、ここで夢見る機械生命体にこのセリフを言わせた、ということは制作陣はそのことを意図しているのではないか?と推測しています。
ヨルハ計画について↓
4超巨大機械生命体ができる瞬間をみる
体験版のボスにして、何度も戦った超巨大機械生命体。
その製造過程も描かれています。
「この巨大兵器が完成したあかつきには、あの憎きアンドロイド共を一掃できる!」
でも、作業ロボの人手が足りなくて、残業残業で苦しいよ~と泣き言をいうロボの姿も。
う~ん、あの巨大ロボにそんないきさつが・・・(;´▽`A“
大変だったんですね。。まさか手作りとは。。
たくさん壊しちゃった。。。_(┐「ε:)_。。。ゴメンネ・・・
5プラトン1728は落ちこぼれだった
「ボクは人よりのろまで不器用だった。でも、頑張ればいつか皆に認めてもらえる。そう、信じてた」
不器用だったプラトン。
でも、彼の認めてほしいという気持ちはやがて絶望に変わることになります(´;ω;`)
実際に訓練を彼を操ってするのですが、結構な頻度で運動不良をおこして本当にう~ん・・・となっちゃいます。
クリアするのも大変・・・彼は頑張ってたんですね(´;ω;`)
6戦いが嫌いだったプラトン
「ボクは戦うことが嫌いだった・・・」
何度も訓練をしていくのですが、彼は戦いが嫌だと叫びます。。
そして、かの悲しい事件につながっていくのです。
3プラトンの起こした事件と彼の最後の願いとは?
場面は変わり、別の機械生命体がプラトンのデータにアクセスしています。
「ああ、暴走した、あの個体ね・・・」
と嫌々ながらデータを見る彼。
その中に彼のキモチと事件のことが書かれています。
「ボクは皆にバカにされた。僕は皆と友達でなくなった。ある日、廃墟になった工場で小さな友達を見つけた。それは人間が置いていった、小さな人形だった。」
「ボクはしゃべれないその人形を大事にすることにした。僕が人形とお話ししている間、戦争はどんどんひどくなっていった。」
「そして人形の工場も・・・爆撃された」
「炎の中で燃える友達。それを観たボクは暴走してしまった。敵味方関係なく壊してしまった。」
「どうしてそんなことをしたのか、今でも分からない。エネルギーが切れたボクは仲間だったやつらに捕まった。僕は分解され、調査され、機体は破棄された。それから僕はこの記憶空間から現実世界を見続けている」
つまり、彼の人格はいまもネットワーク上にいるということ。
そこから2Bたちに話しかけています。
そして分解された部品の一つとして、機械生命体の槍がショップで売られることになったんですね。
彼はさらに続けます。
「君たちも見ただろう?強くなることが目的になってしまったもの。機械生命体を差別するもの。自らのルールに縛られるもの」
これはボーヴォワールや、アンドロイド(特に闘技場)、アダムとイブやパスカルたち、森の国のことでしょうか(後述)?
「彼らは自分勝手で愚かだ。でも、ボクは彼らのことを笑えない。僕も何かに心を奪われたものだから」
「ボクが暴走してから機械生命体は人形を恐れるようになった。今も毎日集められた人形たちが壊されている。毎日人形たちが壊されている。僕はこの記憶空間からその風景を見続けている。」
「僕は何をしたかったのだろう。僕は何を失ったのだろう。狂っているのは・・・誰だ?」
そして、amazarashiのPVへ。(PVはこちらからどうぞ)
(プラトンはamazarashiとのコラボ企画でもあるので)
PVでは人形たちが無残に壊されていく様子と、それを見るプラトンが描かれています。
そして「心さえ、心さえ、心さえなかったなら・・・」
と歌われます。
最後に謎の招待状の意味とエンディングの動画をご紹介します。
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4謎の招待状の意味と送り主がやっとあきらかに♪最後に感想。
最後にクリアすると、メールが届いています。
それを見るとこれまで謎だった招待状の送り主がプラトンであり、彼の願いが分かります。
「生まれてきた理由をずっと考えていた。全てを間違えたボクに、価値はない。全てを失ったボクに意味はない。ただ、時折一人でいることがどうしようもなくつらくなる。だから、誰かに聞いてほしかったのかもしれない。」
「もし、ボクの記憶にまた触れたくなったら、あの遊園地廃墟地下まで来てくれ」
「話を聞いてくれて、ありがとう」
プラトン1728はやっぱり寂しかったんですね(´;ω;`)
だから2Bたちに招待状を送り、ロボたちの現状、そして自分の過去を見せた。
それは何かを変えてほしかった。機械生命体を理解してほしかった、という願いだったのかもしれません。
機械生命体もアンドロイドも双方ともに感情というものを持ち、
それを双方とも認めていないからこそ、差別と戦争が生まれ、
そして悲劇につながって――
というニーアオートマタの悲しい部分が分かりました。
ニーアオートマタDLC遊んでみて、正直有料の価値はあったと思います。
やっぱり最後の最後まで哲学的な内容でした。
プラトンがギリシャ哲学者=かなり重い内容?
と思っていましたが、終わってみると新しい謎が解明できたりしてスッキリです♪
最後にこのエンディングを動画を引用して残したいと思います。
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お読みいただきありがとうございました。
その他の考察もよろしければどうぞ♪
実はプラトンのエンディングを見た後にデバッグルームに行くと、もう一通メールが届く。が、知っての通りセーブができないのでメールの内容は見れない。