ローガン ストーリー詳細考察(ネタバレ注意!)評価・感想。ウルヴァリンの最後と少女ローラの正体とは?【映画考察】
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まず最初に、xmenって何?という方のために、
主要人物であるローガン(ウルヴァリン)とチャールズ・エグゼビア、そしてxmenについてご紹介します。
その後、ローガンのストーリーを考察しながら、感想を書きたいと思います。
最初はネタバレなし、ローガンストーリーはネタバレを大いに含みますのでご注意ください!
※XーMENとローガン、チャールズエグゼビアについて
X-MENとは、超能力に目覚めた「ミュータント」と呼ばれる新人類と、超能力を持たない普通の人類との闘いや、ミュータント同士の争いを描いた作品です。
その中の主要人物だったのが、今作に出てくるチャールズ・エグゼビア(通称プロフェッサーX)と、ウルヴァリンことローガン(下)でした。
チャールズは、最強のミュータントと呼ばれ、彼が念じるだけで全人類が消滅しうるほどのテレパシー能力を持っています。
若い頃のチャールズ。このころから最強の能力を持っています。
一方、ウルヴァリンは不老かつ絶対治癒能力を持っており、体には実験でアダマンチウムという鉄をも切る金属を流し込まれています。
ウルヴァリンは実はチャールズよりずっと年上で、何百年も生き続ける存在。
ですが、ミュータントVS人類の戦いの中で、二人はX-MENとして共闘し、世界を救っていくのです。
※あれ?プロフェッサーXって確か映画で消滅したよね?という疑問
ちなみにチャールズは「X-MENファイナルディシジョン」で味方のジーンによって消滅していますし、原作ではこれまた味方のサイクロプスによって、やられています。
X-MENシリーズは基本的にパラレルワールドが多く出てきて、今作もそんな中で、
「ミュータントがほぼ滅びて、チャールズとローガンが生き残った世界(パラレルワールド)」
が描かれています。
それでは、いよいよローガンのストーリー考察をしていきます♪
ネタバレ注意です。
PVは↓よりどうぞ☆
1プロローグ。年老いたローガン登場
時は2029年。場所は国道62号線。メキシコ近くのエルパソ。
ここからストーリーは始まります。
車のタイヤを盗もうとしていたギャングに
「おいおい・・・やめてくれないか・・・それは客を乗せる車なんだ」
と力なく頼むローガンが現れます。
過去のローガンは荒くれもので、そんなことを言う前に相手を殴っていたので、
かなり丸くなった(弱っている)ことが分かります。
忠告むなしくギャングに撃たれ、それで起き上がるローガン。
「な、なんだこいつ・・・」
とビビったギャングに攻撃され、最終的に車を傷つけられたローガンは
「この野郎!」
とギャングをぽっこぽこにします。
しかし、爪は半分しか出ないうえ、傷も回復が遅く、能力がかなり弱っています。。。
一体彼に何があったのか。
2車の運転手をして稼いでいるローガンの現在とは。
ローガンは現在、お金持ち(セレブ)相手に、リムジンの運転手をして稼いでいます。
そして、普段はアルコール依存状態。
「昔の仲間はもういない」
と悲しそうにしています。
かつて戦った仲間たちは既に存在せず、
ほとんどやられてしまっています。。。(´;ω;`)
そんなある日、セレブをお墓まで送迎すると、
そこにメキシコなまりの女性が現れ、
「あなた・・・ウルヴァリンよね?私たちを助けてほしいの」
と言われます。
「俺には関係ない」
と拒否するローガン。
その場を離れ、病院で薬をもらっていたのですが、その帰り道に謎の男から
「ガブリエラという女に会わなかったか?俺は女に用がある。もし、教えてくれたら【お前が国境付近にかくまってる老人】は放っておく」
と脅されます。
男の名前は「ドナルド・ピアース」。
名刺には「トランシジェン社(遺伝子研究所)」と書いてあります。
不審に思いながら、メキシコ近くの国境南に行くローガン。
砂漠地帯の寂れた工場にやってきたローガン。
そこにいたのは、キャリバンという男(上)と、そして
アルツハイマーになっているチャールズでした!
キャリバンもまたミュータントで、日光にあたるとやけどしてしまう存在。
そしてキャリバンとローガンは、タンクの中でチャールズ・エグゼビアをかくまい、
薬によって彼の発作を止めていました。
チャールズはとんでもなく強力なミュータントであり、その能力が暴走すれば人類も滅びます。
そんなチャールズも90歳となり、アルツハイマーになっています。
そして発作で能力が暴走することを止めるために、周囲に何もない砂漠に住み、彼を閉じ込め、薬によって押さえつけていたのです。
そんなチャールズが「だれかと交信していた」とキャリバン。
聞いてみると、
「若いミュータントを助けねば・・・自由の女神で君を待っているんだ。ローガン」
と、チャールズが言います。
「バカな。25年もミュータントは生まれていないんだ。それに自由の女神像だって今は存在しない。皆消えたんだよ!」
とローガンは否定します。
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3ガブリエラと謎の少女ローラ登場
しかし、別の日。
いつも通り仕事の「リムジンの運転手呼び出し」で指定の場所に行ってみると、
そこは「自由の女神」という名前のモーテルで、
以前「助けて」と言ってきたガブリエラというメキシコ女性と、小さな少女がいました。
「私たちはカナダに行きたいの。お願い。ノースダコタまで私たちを乗せて!2万ドル払うわ。ついたら、仲間がもう3万ドル払う。」
と言われます。
最初は断っていたローガンですが、合計5万ドル払うと言われ、しかも彼女達は恋人のストーカーから逃げるだけと聞いて、
「分かった・・・少し待っていろ。」
と仕事を引き受けることに。
ローガンはチャールズと一緒に船(サンシーカー号)を買って、将来は海の上でチャールズの能力におびえない生活をしようと思っています。
そのためにお金が必要だったんですね。
一旦、チャールズのもとに戻り、準備をしてガブリエラを迎えに行くのですが・・・。
「早くきて!彼らがすぐそこに!」という連絡を最後に、ガブリエラは既にやられてしまっています。
危険を感じたローガンはモーテルを離れ、チャールズのもとに。
しかし、トランクの中に少女「ローラ」が隠れており、それを追ってきたドナルド・ピアースが引き連れた軍隊に襲われます。
「その少女を渡せ!」と迫るドナルド。
最初は「俺には関係ない」とチャールズと二人だけで逃げようとしていたローガン。
しかし、ローラの圧倒的な身体能力と「自分と同じ爪・回復能力」を目の当たりにしたローガンは、
「あの子は君と同じなのだよ」
というチャールズの言葉もあり、戦うことを決意します。
軍隊をぽっこぽこにして、その場から逃げるチャールズ・ローガン・ローラの三人。
ここから、ローガンとローラ、そして年老いたチャールズ3人の逃避行が始まります。
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4ローラの正体、そして敵の目的とは?(ネタバレ大)
立ち寄った店のお菓子を勝手に食べたり、物を壊したり、気に入らない人間に襲い掛かるローラ。
「やめろ!一体何を考えてるんだ!」
とローガンはあきれます。
と言いつつ、自分もものを勝手に盗っていきます(笑)
「一体お前はナニモノなんだ!」
とローガンは怒鳴りますが、
チャールズは
「もう分かってるだろう?誰かに似ていないか?」
と語ります。
ガブリエラが残した動画とファイルには、「トランシジェン社」の恐ろしい実験が載っていました。
トランシジェン社は、遺伝子工学のアメリカ企業としてメキシコで研究をしていました。
しかし、実態はミュータント兵士の人工増殖を行っている悪徳企業。
ガブリエラはそこで働き、ローラを含め、少年・少女たちの世話をしていました。
そこにいる少年・少女たちは、全てミュータントの遺伝子をメキシコ女性に植え付けて生ませた存在。
そしてローラのファイルには、遺伝子提供者「ジェームズ・ハウレット(James Howlett)」と書かれていました。
ジェームズ・ハウレット(James Howlett)は、ローガンの本名です。
(ローガンは記憶を失くした彼にチャールズが名付けた名前であり、ウルヴァリンは能力者としての二つ名です)
そう、ローラはローガンの遺伝子から作られた存在だったのです!
ローラはローガンの実の娘だったんですね。。
最初はお互いににらみ合うだけの、とんでもなく仲の悪いローガンとローラ。
ローラは無口ですが、優しいチャールズにはなついています。
トランシジェン社で作られた人工ミュータントの彼らですが、
子供たちは戦いを拒否し、自ら命をなくしたり、兵士として使えませんでした。
そのため、会社は彼らの処分を決定。
それに気づいたガブリエラたちは、子供たちを連れてアメリカまで逃げてきていたのです。
「私の娘じゃない。でも、私はローラを愛してる」
とガブリエラのメッセージ。
いい人でした・・・(´;ω;`)
一方、その頃、
仲間だったキャリバンは、ドナルドによって捕まってしまいます。
日光を当てられ、
「俺たちに協力しろ?アルツハイマーの大量破壊兵器が町に解き放たれたんだぞ?どうなってもいいのか?」
と脅されます。
キャリバンの能力は「ミュータントの発見・追跡」です。
誰も傷つけない、保護するだけだと言われたキャリバンは彼らに嫌々協力することに。
5目指すは北のエデン
ローガンたちは、ガブリエラによって示された
「北のエデン」と呼ばれるミュータントが生き残っているとされるノースダコタを目指します。
道中、オクラホマシティのカジノホテルでは追跡者に襲われ、チャールズが発作を起こしたり、しつこいトランシジェンとの闘いが描かれます。
ローガンが車を変えに行ってる時に襲われたチャールズたち。
しかし、チャールズの能力で人間は動けなくなり、その間にローガンとローラは敵を全滅させます。
やっぱりチャールズは歳をとっても最強でした!
そんな道中、道路で馬が逃げて困っていたマンソン一家を助けることに。
(ローガンは拒みますが、チャールズの説得で)
ここで悲劇が起こります。。
6最強の敵登場!そしてチャールズの最後・・・。
助けたお礼にマンソンさんの家に招かれたローガンたち。
夕食の席では、穏やかな雰囲気にローラも笑います。
しかし、その夜。
マンソンさんと出かけて不在だったローガン。
その隙に、チャールズたちに忍び寄る影。
「子供たちは戦いを拒否した。だから魂を持たないマシンを創り出したのだ。さぁ、行け追跡者よ・・・」
と開発責任者のドクター・ライスが言います。
今作の黒幕、ドクター・ライス。
ミュータント絶滅にも関わっている存在です(後述)。
そして――。
穏やかだったマンソン家は悲劇の舞台になってしまいます。
ドクター・ライスが送り込んだのは
「X-24」と呼ばれる凶暴性を埋め込んだ最強ミュータント。
その正体は、なんとウルヴァリンのクローン!
恐怖心もなく、ライスの命令に忠実に従う凶暴なウルヴァリンクローン。
24ということは、24番目の成功作ということだと思います。
彼は、言葉もなく、チャールズやマンソン一家を襲い、ローラを連れて行こうとします。
マンソン一家はローラを助けようとしますが、全滅してしまいます。。
帰って来たローガンは、X-24を追い、決闘します。
しかし、かたや若く、治癒能力も完全なX-24のウルヴァリン。
ローガンは治癒能力もほとんどなく、老いたウルヴァリン。
やっぱり一方的にやられます。(´;ω;`)
なんで最強のミュータントがローガンのクローンなんだろ・・・もっと強いミュータントいたような?(。´・ω・)?
と思っていましたが、
実際に敵になってみると、傷を負ってもすぐ回復するし、身体能力は俊敏でパワーもあり、
さらに、なんでも切り裂く爪、など、
まるでバイオハザードに出てくる最強の敵を相手にしているような気分になります。
何度倒してもすぐに復活して襲ってくるバイオ7のお父さん。
いくら倒しても倒しても倒れない・・・というのはある意味最強かも。
ゾンビのように復活して襲ってくるクローンのX-24は怖いです。
最後は、やられたはずのマンソンさんが、車でX-24に突っ込み、動けなくなったところを家族の仇としてとどめをさします。
マンソンさんはローガンもにらみつけ、彼にも撃ちますが、
力なく最後を迎えます。。。
やっぱり家族を滅ぼした原因ですもんね(´;ω;`)
ローラを助け出したローガン。
しかし、チャールズは・・・。
「ローガン・・・私たちの船・・・太陽号だ・・・」
と最後に微笑み、息を引き取ります。
何度も人類とミュータントを救った英雄、チャールズ。
その最後は親友ローガンの胸で穏やかな笑顔と共に訪れました。。
ちなみに捕まっていたキャリバンも、
「彼らを保護するという約束だったはずなのに!」
と怒り、車の中で手りゅう弾をつかって敵もろとも自爆します。
優しくしてくれたマンソン一家も仲間を全員失い、
さらに恩人であり、父親のような人だったチャールズを失い、荒れるローガン。
そんな彼の手をそっととるローラ。
しかし、チャールズを埋めた後、彼は倒れてしまいます。
7ローガンとローラの二人旅が始まる。ノースダコタのエデンへ。
倒れたローガンを医者に見せて助けたローラ。
彼はローラにお礼を言い、初めてローラはしゃべります。
ローラはスペイン語で
「ノースダコタ。シュナ・レベッカ・デライラ・・・」
と子供たちの名前を出します。
しかし、ローガンは「エデンなんてものは漫画の産物だ!そんなものは存在しない!」と冷たく当たります。
ですが、ローラも譲らず。
「分かったよ!そんなに言うなら自分の目で見ろ!連れて行ってやる!」と、やけくそのローガン。
またも険悪な雰囲気に。
ただ、X-menではローガンはこれまでこんな感じだったので、「あ、いつものローガンに戻った」という感じでした。
「あなた命を終わりにしたいのね。チャールズが言ってた。あなたを〇なせるなって」
疲れ果てたローガンに語り掛け、運転を変わるローラ。
いい子です。。。(´;ω;`)
そして3日3晩走り続け、ようやく着いた先。
広大な荒野の一角に、エデンは確かに存在していました。
そこにいたのは、研究所の少年や少女たち。
彼らはバラバラに逃げ出し、最終的にここに集まってからカナダに逃げようと計画していたのです。
リーダーのリクターに案内され、中で休むローガン。
「俺はこれまで傷つけた人たちの夢を見る。相手が悪人であっても、命を奪ったらそれを背負わなければならない。俺はここでさよならだ。また酒場で暮らしていくだけだ・・・」
とローラに別れを告げるローガン。
それを悲しそうに見つめるローラ。
本当はローガンと一緒にいたいのです。
しかし、ローガンは
「お前は誤解している。俺とお前は他人なんだ。俺は一人がいい・・・」
と突き放します。
でも、本心は「自分の愛する人は皆ひどいことになる。だから一緒にいない方がいい」という気持ちです。
ローラは寂しそうにその場を去ります。
ただ、「ローガンは持っているアダマンチウムの弾で自分を撃とうと思ってる・・・」
と、彼の終わりにしたい願望を見抜いていたローラはその弾をこっそり取って旅立ちます。
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8いよいよクライマックス!ローガン最後の戦い
ローガンが目を覚ますと、子供たちはもういません。
彼らは早朝、カナダに向けて旅立った様子。
ローガンはそのまま車で帰ろうとしていたのですが・・・。
トランシジェンの軍隊が子供たちの後を追っていく様子を見つけます。
「ローラ・・・!」
ローガンは再び走り出します!
子供たちのピンチに、
治療用の一時的に身体能力&治癒能力を回復させる薬を一気に注射し、
若い頃の肉体を取り戻すローガン。
副作用でいずれ治癒能力を完全に失うことを知りながら。
トラック以上のスピードで走り、
子供たちを捕らえていく軍隊をぽっこぽこにしていきます!
ただ逃げ惑う子供たちでしたが、ローガンの戦う姿に立ち上がり、
ローラも一緒に戦います。
ミュータントの子供たちなので、能力は未熟ですが強いです。
そこに現れたのがドクターライス!
黒幕のドクターライスは、
「私は遺伝子治療の薬をあらゆる食べ物や飲料に混ぜて少しずつ流したのだ・・・だから、ミュータントは能力を失い、全滅した。そしてその世界で人工ミュータントが最強の兵士となる!」
とミュータント全滅の理由と、野望を語ります。
ローガンの仲間x-menを全滅させたのはこのライスだったんですね!
これを聞いたローガンは有無を言わさずに彼もぽこぽこにします。
(何かしゃべろうとしたライスにスキを与えず攻撃するローガン。。)
これを見て激怒したx-24。
さらに、復活したx-24とも最終決戦です!
(画像は場面が少し違いますが、こんな感じです)
子供たちに「ここは俺が食い止める!さっさと行け!」と叫ぶローガン。
しかし、やはりx-24は強く、圧倒された上にローガンは木にお腹を刺され、追い詰められます。
絶体絶命のギリギリのところで、ローラはローガンを助けるために戻り、
ローガンから奪っておいた「アダマンチウムの弾」を使って、背後からx-24を攻撃します。
一撃で倒れるx-24。
これは本来ローガンが自分で終わりにするためのものでした。
見つめるローラとふっと笑うローガン。
しかし、ローガンの傷は深く――。
9エンディング。ローガンの最後とローラの旅立ち
深い傷を負い、子供たちを助けるために打った薬のせいで治癒能力も失ったローガン。
泣きながら、彼を助けようとするローラに、
彼は最後の言葉を残します。
「仲間と一緒に行け。もう戦う必要はない。行くんだ・・・。」
「ヤツラの思い通りに生きるな。・・・いいな、ローラ」
ローラは涙をボロボロ流しながら、ローガンの手を取り、
「パパ・・・」
と。
これを聞いたローガンは
「そうか・・・こういう感じなのか・・・」
と最後に微笑んで最後を迎えます。
そこは美しい森の中。
ローガンはそこで眠りにつき、お墓を作ったローラたち。
最後に「背負って生きていく――」と祈りをささげたローラの追悼と、
彼らが再びカナダに向けて歩き出す場面で映画は終わります。
ローラはローガンの墓標を、最後十字架から「X」の形にして地面に刺しています。
最後のX-MENであったローガン。
ここで完全にX-MENが終わりを迎えた、しかしその最後は彼らしいものだった――という演出はとても感動しました。
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10ローガンを見て感想と評価♪
x-menシリーズのファンとして、そして「老人と少女の旅」というテーマで、
すごく楽しみにしていた本作。
最初の老いたローガンの変わりぶりに驚き、
最後の若返ったローガンの活躍に歓声をあげ(心で)、
ヒュージャックマンさん演じる最後のローガンを堪能しました。
ストーリーは「ラストオブアス」に似ていますし、
老人と少女、という映画の雰囲気はクリント・イーストウッドさんの西部劇などにも通じる気がします。
(荒廃した世界でクリーチャーやハンターから少女を守り抜くジョエルを描いたラストオブアス。名作中の名作です↓ストーリーはネタバレを含みます)
というより、最初に仲が悪く、最後はひとえに少女を守る姿はラスアスそのものかも(;´▽`A“
でも、やっぱりこういうテーマは心にしみます。
ローラがローガンの娘、というのもびっくりしましたし、
最後に「そうか・・・こういう感じなのか」とローガンがうれしそうにするときは涙が止まりませんでした。
この作品はこれまでのシリーズと比べて、派手なアクションは少なく、
x-menのダークナイトと呼ばれるほど、シリアスな展開が続きます。
x-menは確かに雷を操ったり、サイコキネシスやマグニートなどレベル5の最強能力者の戦いも面白いのですが、こういうシリアス展開にしても成り立つ、というすごい作品。
どちらかというと、x-menシリーズを観ている感じではなく、老人と少女の旅という映画にx-menの要素を入れ込んだ作品だと思います。
だからこそ、タイトルが「ローガン」なんだなって。(#^^#)
最近はマーベルの作品はアベンジャーズしかり、集合ものが多く、ストーリー的にはう~ん。というものが多かったので、今回はかなりオススメです。
派手なアクションが好きだ!という方にはお勧めできませんが、
ローガンとx-24のバトルは迫力がありますし、
アクション作品という意味でもよかったと思います。
というわけで、今作の評価は・・・☆5中、4.2です!(高評価)
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最後までお読みいただきありがとうございました♪
次回の映画ストーリーレビューは、メアリと魔女の花、ザ・マミー、パイレーツオブカリビアン新作などを考察してみたいと思います。
途中出てきたバイオハザード7などのストーリー(ネタバレ)考察は以下よりぜひどうぞ♪
ぽっこぽこ、ぽこぽこと表現してありますが、濁点のボッコボコの間違いですか?読むたび吹き出してしまいます笑