目次
ワイルドスピードファイヤーブーストネタバレ考察&解説!ジゼルが復活!エンディングの謎とストーリーの感想・評価。
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以下、画像はワイスピファイヤーブースト©より一部引用して考察します。
画像は全てyoutubeのワイスピ公式より引用します。
ファイヤーブーストのネタバレを含みますのでご注意ください!
ワイルドスピードファイヤーブーストまでのこれまでのあらすじ
まずは、ワイルドスピード初見の人はいろいろ謎なところがあったと思いますので、簡単にこれまでのあらすじで重要なところだけをまとめます。
前作のストーリー↓
スピンオフの前作のストーリー↓ジェットブレイクはスーパーコンボのすぐ後の話です。
・主人公はドム・トレッド。もともと凄腕のレーサー一家だったが、父親をレースの事故で失い、レース相手の男を殴り、ドムは服役。その後、悪の道に入ったドムはトラック強盗団のリーダーとなったが、FBIのブライアンと協力して、麻薬組織などと戦い、現在では世界を救うヒーローとして、アメリカ政府の極秘組織エージェンシーの依頼を受けての活動も行っています。
・もう一人の主人公であるブライアン(画像中央)は元ロス市警かつ元FBI捜査官だったが、ドムの仲間となった存在。しかし、現実で俳優のポールが事故でこの世を去ったため、ブライアンは「引退した」ことになり、演出としてのみ登場します。ブライアンの妻は、ドムの妹ミア。
ざっくりまとめると、
ワイルドスピードシリーズは荒くれ者のドムと彼のファミリーが、ある時は仲間のため、ある時は政府の依頼を受けて、世界征服や破壊をもくろむ敵と戦うお話です。
前作までで、実は6,7,8の黒幕は全世界支配をもくろむハッカーのサイファーであると明らかになりました。
そして、ジェットブレイクでは、ついにドムの実の弟であるジェイコブが悪役として登場しましたが、最終的にはドムと仲直りして仲間になりました。
サイファーはドムの元恋人の命を奪った存在であり、ファミリーにとって明らかな敵として描かれています。
かなり複雑なので、これまでのワイスピシリーズで特に重要な情報と登場人物を以下に解説したいと思います。
ドムトレッド
主人公。もともとはプロのストリートレーサーでしたが、トラック強盗団からFBIのブライアンとの出会いを経て更生。
メガマックスの1億ドル強奪によって大金を得て、その後は、世界を救いつつも、
今はレティと夫婦として静かに暮らしています。
息子のリトルBは、かつての恋人だったエレナとの間に生まれた息子であり、エレナは宿敵サイファーによって命を奪われました。
この辺の関係が複雑なので、簡単に解説します。
エレナ・ネベス
メガマックスで登場したのが、エレナでした。
ワイスピマックスで、ドムは恋人だったレティを亡くし(実際は生きていたが、麻薬組織への潜入で死んだと思われていた)、その後に恋人関係になったのが、エレナです。
ブラジル警察の新人警官として、エルナン・レイエスという麻薬王との対決でドムを支えました。
しかし、次作のユーロミッションで、ドムのかつての恋人だったレティが生きていたことが分かり、記憶を取り戻したレティとドムを見て、彼女はそっと身を引きます。
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その後、ドムとレティは結婚しますが、そこに現れたのが、サイファー。
サイファーはドムの能力を利用するために、ドムの大切なものとして、かつての恋人であるエレナと実はドムとの間にできていた息子のリトルBを人質にしたのです(詳しくはアイスブレイクの記事をどうぞ)。
サイファーの目的は、世界支配であり、ユーロミッションからの悪役であった国際犯罪組織のボスすらも彼女の手駒だったのです。
そして、言うことを聞かないドムにしびれを切らしたサイファーは、ドムの目の前で、エレナの命を奪いました・・・。
そして、アイスブレイクの最後にサイファーの企みは失敗し、サイファーに言いように扱われていたユーロミッションの敵役であったオーウェン・ショウとデッカード・ショウの助けによって、息子のリトルBのみ救出されたのです。
このリトルBが、ファイヤーブーストでは大きく成長しています。
リトル・Bの意味は、リトル・ブライアン。親友であるブライアンの名前をつけています。
ちなみに、ドムの実の妹とブライアンは結婚しているので、ブライアンはリトルBにとっても叔父になります。
レティ・オルティス
ドムの幼馴染であり、結婚相手となったのが、レティ。
今は、リトルBを実の息子のようにかわいがりつつ、自分達の子供も待っている様子。
レティは、ワイスピマックスで敵組織に潜入した際に死んだと思われていましたが、実は記憶喪失で生きていて、ユーロミッションにて、オーウェン・ショウの元で働いていたことが明らかにされました。
その後、記憶を取り戻して、再びドムと恋人→結婚に至ります。
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デッカード・ショウ
ジェイソンステイサムが演じるデッカード・ショウ。
もともとはMI6のエージェントでした。
しかし、彼の家族は犯罪者であり、実の母親マグダレーン・“クイーニー”・ショウは裏の世界の大物です。
裏の世界で暗躍する大物であるマグダレーン・“クイーニー”・ショウ。息子は二人いて、一人がMI6に入ったデッカード。もう一人は、ロンドンの犯罪組織を率いるオーウェン。オーウェンももともとは軍人でした。
オーウェン。ユーロミッションでのオーウェンの目的は盗んだ軍事部品を集め「ナイトシェード」と呼ばれる軍の通信網を24時間遮断する特殊兵器を作り上げることでしたが、ドム達によって阻止されました。
実はその黒幕として依頼していたのは、サイファー。
サイファーは失敗したオーウェンを切り捨てて、重症を負わせました。
ワイスピのユーロミッションで、敵組織のボスだったオーウェンはラストでドムに負けて、離陸しようとしていた輸送機からドミニクによって放り出されて重傷を負い、意識不明の状態で病院に収容されました。
このことに怒ったデッカードは、ドムの仲間であるハンの命を狙い、ユーロミッションのラストにハンの車を東京で爆破します(敵役として登場)。
つまり、この時点でデッカード・ショウは敵でしたが、その後アイスブレイクで、真の黒幕がサイファーであると判明し、一時的にファミリーと手を組むことになりました。
そして、さらにジェットブレイクで、デッカードによって命を奪われたと思われていたハンは、実は策略によって生き残っていることも判明し、結果的にデッカードはファミリーの仲間側になりました。
ここで、サイファーとハンについてみてみましょう。
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サイファー
ワイスピの6以降のシリーズの黒幕だったのが、サイファーです。
ユーロミッションではオーウェンを利用して、軍事兵器ナイトシェードを手に入れようとし、スカイミッションでは、世界中の監視カメラから特定人物を割り出すという「ゴッドアイ」を手に入れようと裏から暗躍していました。
そして、その二つの大仕事をドムによって邪魔された彼女は、それなら凄腕のドムを利用すればいいと思い、ドムの元恋人であったエレナと息子のリトルBを人質にしたのです。
そして、指示通りに動かないドムに怒り、エレナの命を奪いました。
サイファーの目的は、純粋に欲望のままに世界を支配すること。
つまり、完全な悪で、ドムにとっては絶対に許せない相手です。
しかし、今作ファイヤーブーストでは、なんとサイファーが味方になるというとんでも展開が・・・(;´▽`A“
ハン
そして、忘れてはならないのが、ハン。
ドミニカでドミニクと共にガソリン強奪をしていた当初からの仲間です。
ファミリーとして毎回ミッションをこなしていましたが、東京X3のラストにレース中の事故で命を落としたと思われていました。
(時系列的にはワイスピ1、2、4、5、6→X3→7、8.9となっています)
その後、6のユーロミッションのラストにデッカードによって車を爆破されていたと判明(事故ではなかった)。
しかし、さらにその後、ジェットブレイクでこれは実はミスター・ノーバディとハンによる策略であり、ハンは生きていたとどんでん返しがありました。
ハンが生きていた理由は、アリエスという兵器を極秘裏に守るために、自分の命を狙うであろうデッカード・ショウに餌を巻き、彼を通してハンは生きていない、ということを悪の世界に広めるために、あえて死んだふりをしていたというのです。
その後、息をひそめていたハンは、アリエスを開発した日本人夫妻の娘である「エル」をかくまい、育てながら生活していました。
そして、ジェットブレイクからファミリーに復帰します。
そんなハンにもかつて恋人がおり、名前をジゼルと言います。
ジゼル
ジゼルはもともと麻薬組織の一員としてマックスで初登場しました。
麻薬王ブラガの部下で秘書のような役割をしていましたが、メガマックス以降はファミリーの一員となり、さらに、ハンと元軍人という共通点から仲良くなって、二人は恋人同士になっていました。
しかし、ユーロミッションでショウ一味との最後の戦いで、最愛のハンを助けるために、自らが身代わりとなって転落死したのです。。
ハンとジゼルが大好きだった私は号泣。
さらに、ユーロミッションのラストでは、助かったハンが東京に戻った後、デッカードによって命を奪われた演出だったため、ユーロミッションは大切な仲間二人を同時に失う、という結末だったのです。
しかし、なんと、、、!今作ファイヤーブーストのラストにまさかのジゼルも復活しました!
復活祭りや!(笑)
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ジェイコブ・トレッド
最後に、前作ジェットブレイクの敵役だったジェイコブ。
ジェイコブは、トムの実の弟でしたが、父親の死を経て、ドムと決別。
その後は、悪の道に入り、サイファーと組んで、兵器アリエスを強奪しようとしていました。
しかし、ジェットブレイクの最後にドムと和解し、今はファミリーとして仲間になりました。
今作ファイヤーブーストではジェイコブが大活躍しましたが、最後にまさかの結末が・・・。
ダンテ・レイエス
そして、今作からの登場となり、最終章の大ボスを務めるのが、アクアマンで有名なジェイソン・モモアが演じるダンテ・レイエスです。
ダンテ・レイエスは、ワイスピのメガマックスの黒幕を務めたエルナン・レイエスの息子です。
エルナン・レイエスは、メガマックスでブラジルのリオを牛耳っていた悪の事業家でした。
実は、今のドム達ファミリーの資金源となったのが、彼。
ドミニクは指名手配されたファミリーが平穏に暮らすため、「最後の仕事」としてレイエスの闇金1億ドルを強奪することを計画したのです。
最終的に、ドムとブライアンは、レイエスに買収されたブラジル警察署内の巨大金庫から、大金を盗み出し、1億ドルを手に入れて、自由に生きることになります。
(今作ファイヤーブーストではその金をまたハッキングされて、ダンテに全て奪われる様子が描かれています)
そして最後にレイエスはDSS捜査官のルーク・ホブスによって命を奪われました(伏線)。
この時の復讐に燃えているのが、今作からの大ボスであるダンテ。
ダンテは、ソシオパス(反社会的行動をためらわない人。サイコパスと違って衝動的に行動する)であり、その素質で、知略にたけるサイファーすらも手玉にとっています。
ミスターノーバディとエージェンシー
ミスターノーバディは、ドム達ファミリーに極秘任務を依頼する、アメリカの非公式な政府機関です。
かなりの権限を持っているようですが、そこを率いるミスターノーバディは、前作のジェットブレイクの序盤から行方不明になっています。
今作では、その娘であるテスが登場します。
一方、ミスターノーバディの代わりに代表を務めているのが、今作から初登場の、エージェント・エイムスです。
それでは、ワイスピ ファイヤーブーストのあらすじをネタバレアリで考察してみたいと思います。
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ワイルドスピード ファイヤーブーストネタバレストーリー考察&感想
舞台は10年前。ワイスピのメガマックスの舞台から。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
今作のはじまりは、10年前にさかのぼります。
舞台は、ワイスピのメガマックス。
ブライアンとドムが最後の大仕事として、ブラジルの悪徳事業家レイエスの金庫を強奪した時です。
回想で出てきた今は亡きブライアン(映画の設定上は生きていて、身を引いてファミリーからは抜けています)。ブライアンとドムが組んで成し遂げたのが、レイエスの10億ドルの金庫強奪でした。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
メガマックスでは出てきていなかったレイエスの息子であるダンテ。
レイエスがいざこれから息子のダンテに自分の事業を継がせようとして、とある人物に接触していた時にドム達による強奪事件は起こったのです。
これによって、自分の父親であるエルナン・レイエスと、家族のすべての資産を奪われてしまったダンテは、それから10年もの間、ドム達を観察し、力をつけ、ドムのファミリーを奪うために、力をつけていたのです。
10年後。平和に暮らしていたドム達にサイファーが!
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
そんなダンテの10年越しの計画などつゆ知らず、ドムは大きくなったリトルBに車を教えていました。
「お前は俺を超えるんだ」と。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
「パパは怖いものなんかないんでしょ?」というリトルB。
しかし、ドムはすべてを手に入れたからこそ、家族を失うのが怖い、と本音をレティに漏らします。
金持ちは金があるからこそ、常に心配事だらけだ、という格言もありますが、
守り、守られてきたファミリーを失うことが、今のドムにとって大きな弱点になっていたんですね。
そんな中、突然、思いもよらなかった珍客が現れたのです!
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
それが、なんとサイファー!
ドムの元恋人であるエレナの命を奪い、ドムを脅迫し、さらに、ワイスピの6以降の黒幕でもあった宿敵が、いきなりドムの家に助けを求めてきたのです。。
まさかの衝撃展開・・・。
もちろん、ドムにとっては、復讐相手なので、怒り心頭ですが、
サイファー曰く、「敵の敵は味方」だと言うのです。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
そう、都市にアジトを構えていたサイファーの元にやってきたのが、ダンテ。
ダンテは、サイファーが雇っていた傭兵たちの大切な人を人質にして、無理やり言うことを聞かせて、サイファーを裏切るように仕向けました。
そして、孤軍奮闘となったサイファーは重症を負った状態で、ドムに助けを求めに来たのです。
ダンテの目的は、サイファーの持つシステムのコアCPU。
これを手に入れて、ドムに復讐を果たそうとしています。
「自分のことを悪魔だと思ってきたけど、そうじゃなかった・・・。ダンテこそ本当の悪魔よ」
と語るサイファー。
サイファーの目的は、全世界の支配ですが、ダンテの目的はシンプルに復讐。
そして、サイファーはサイコパスですが、ダンテはソシオパスという違いがあります。
理性的に自分の利益のために行動するサイファーと違って、ダンテは衝動的に悪を行うことをためらわない、ということですね。
サイファーにしてみれば、ダンテは憎い相手となり、そんなダンテが狙っているドムに塩を送ることで、ダンテに間接的に一泡吹かせてやろうと思ったんですね。
ただ、、個人的に、サイファーはこんなに簡単にドムの居場所に来れるなら、ドムは常にめちゃめちゃ危ない状態だったというわけですが・・・。(;^ω^)
その後、サイファーはエージェンシーの極秘施設へと移送されました。
ちなみにサイファーが乗ってきた車は、デロリアン アルファ5プロトタイプ。
価格は2200万円以上だそうです。
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3ローマにてダンテによる爆破劇
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
ローマでローマンが乗っていたランボルギーニ ガヤルドのゴールドバージョン。めちゃめちゃかっこいいけど、日本では諸星一家みたいな暴走集団のド派手カスタムのイメージが強くなっちゃいましたね・・・(´;ω;`)
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
舞台はローマへ。
ドム達とサイファーの事件を知らないローマンたちは、エージェンシーから依頼された盗まれたチップの強奪任務にあたっていました。
しかし、これもダンテの罠。
偽りの任務を与えて、ローマンたちファミリーの命をドムから奪おうとしたのです。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
ローマンたちが強奪したトラックに積まれていたのは、ローマを吹き飛ばす威力を持った中性子爆弾でした。
この真実を知ったドムは急いでローマに急行し、中性子爆弾を止めようとします。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
しかし、最終的に川に落として爆発を小規模に抑えたとはいえ、大爆発によって大被害が出てしまいました。
それを喜ぶダンテ。
復讐はまだ始まったばかりだ、と。
これまでの敵役は、いつの間にかファミリーの一員になることも多かった?のですが、
今回は明らかにダンテは最後の「敵」として描かれていますね。
そして、この事件は、ドム達ファミリーによって引き起こされたとダンテが情報操作を行った結果、レティは逮捕され、エージェンシーの極秘施設(サイファーがいるところ)に送られ、
指名手配されたドムと仲間たちはバラバラに逃げることになりました。
さらに重要なのが、今まで味方だったエージェンシーが、ドム達は敵である(爆発の犯人だ)と認識したことです。
ミスターノーバディが不在なため、代わりに仕切っているエージェント・エイムスは、ドム達を指名手配してしまいました。
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4ローマンとハンたちはロンドンでデッカード・ショウと会う
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
前作ジェットブレイクの最後に登場した、ハンとデッカードの会敵。
このシーンが描かれています。
ファミリーの全資産もダンテによって奪われ、戦うための武器が必要なローマン・ハン・ラムジー・テズの4人は、最終的にかつての敵であるデッカード・ショウを頼ることに。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
デッカード・ショウからしてみれば、ユーロミッションのラストに、ハンの命を奪った(と本人は思っている)ので、お互い敵意むき出しなのですが、そこに、エージェンシーの魔の手が迫り、二人は協力して戦います。
デッカードから見れば、自分の弟のオーウェンを痛い目に合わせたドム達への復讐で、ハンの命を狙い、
ハンはそれを利用して自分の身をくらませていたわけですが、
最終的には、オーウェンを重症にしたのは、サイファーだったと分かって、一応、ファミリーへの憎しみは薄まり、
ハンは別に命を取られていない(というか、むしろ手玉にとった)ので、お互い気まずいながらも手を組むか・・・という感じですね(笑)。
ちなみに、デッカード・ショウがサンドバックに入れて殴っていた男は、スピンオフのスーパーコンボのラストからつながります。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
そして、デッカードの実の母親であるマグダレーン・“クイーニー”・ショウの命が危ないということで、ファミリーに協力することになります。この先のデッカードの出番はなかったため、おそらく、デッカードの出番はスピンオフか次回作でまた描かれるのでしょう。
裏社会の大物でありながら、ドムの手助けをしていたマグダレーン。今回は彼女も狙われることに。彼女もスピンオフで登場?
5ドムは、リオでついにダンテと会敵
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
敵の正体が、エルナン・レイエスの息子であるダンテだと知ったドムは、本拠地であるリオに乗り込みます。
リオのストリートレースに大金を入れて運営していたのが、ダンテ。
しかし、これすらも、ダンテの餌だったのです。
メガマックスにて、ストリートレースの実力をリオで見せつけたドムでしたが、今回ダンテはその場所すらも奪おうとしてきます。
これはもはやレースというより、ダンテが仕掛けた爆弾からドムが助ける人間を選ぶ、という展開となり、その助けた女性こそ、ドムのかつての恋人であるエレナの妹だったのです。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
イザベル・ネベス。リオの凄腕ストリートレーサー。
ドムの元恋人であり、リトルBの母親であったエレナの妹。
ダンテはこのことすらも把握しており、ドムを苦しめるために、イザベルの命を奪おうとした。
ドムはイザベルの協力によって、かつて警察官をしていたエレナの資料をあたり、その中のダンテの記述から、ダンテの居場所を突き止めます。
そして、いざ、ドムがダンテのアジトに乗り込むのですが・・・これすらもダンテの罠。
ダンテはドムの行動をすべて予知しており、アジトに乗り込んできたエージェンシーによってドムは拘束されてしまったのです。。。
しかし、実はこれすらもダンテの策略の一部にすぎませんでした。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
ドムを捕まえたエージェンシーとそのボスであるエイムス。
そこを襲撃したのが、ダンテ。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
ダンテの真の目的は、ドムがエージェンシーに囚われたことを知ったテス(ミスターノーバディの娘であり、エージェンシーで唯一ドム達の味方をしてくれていた人物)が、ドムを助けに来るだろうと読んで、テスが持っていた「ゴッドアイ」を奪うことだったのです。
かなりややこしいのですが、
ダンテの策略をまとめると、
1ドムは自分を追って、リオにやってくる。自分への手がかりになるだろうエレナの妹のイザベルとドムを会わせて、その後に自分のアジトへ来てもらう。
2アジトに来たドムをエージェンシーに通報して逮捕させる。
3エージェンシーの情報で、ドムが捕まったことを知ったテスがドムを助けにやってくる。テスはエージェンシーからゴッドアイを持ち去っていたため。これを手に入れるのが一番の目的。
ということかなと。
ゴッドアイは、前の作品にも登場した、全世界のカメラに接続して、特定の人物を探し当てるというとんでもない兵器でした。
これを悪が手に入れると、もうどこに逃げても捕まってしまいます。
まさにダンテは無敵の存在となったのです。
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6レティは極秘施設でサイファーと会う
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
一方のレティ。
レティはローマの事件の犯人の一人としてエージェンシーによって捕まり、極秘施設へと送られていました。
そこに尋ねてきたテスによって、肩に傷をつけられ、目が覚めたら横にいたのが、なんとサイファー。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
物語の冒頭でダンテによって大けがを負って、エージェンシーに捕まっていたサイファーでしたが、まさかのレティと同じ施設に捕まっていたんですね。
さらに、テスの考えによって、あえてレティにけがをさせて、医療施設でサイファーに会わせたのは、サイファーがこの施設から逃げる算段をつけているとふんだからこそ。
レティは宿敵サイファーに怒り、二人は大喧嘩をしますが、その後にこの施設が南極大陸にあることを知って、やむなくサイファーと手を組んで脱出することになります。
途中、え?そこで喧嘩するの?!とレティにびっくりしてしまいましたが、せめて脱出してからにしなよ!というツッコミは、レティのサイファーへの憎しみを甘く見ていたのかなと。。
あと、南極だと思っていなくて、普通に脱出できると思ったからこそかもしれませんね。
個人的にちょっと謎だったのは、テス。
エージェンシーにありつつ、ミスターノーバディの娘ということで好待遇なのはよしとして、ゴッドアイを強奪したり、南極の施設に自由に出入りできたり、それは権限与えすぎじゃない!?と突っ込んでしまいました(笑)。
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7クライマックス!ポルトガルでジェイコブが死・・・?
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
ダンテによって、家族の命が狙われていることを知ったドムは、前作の敵である弟のジェイコブに、息子のリトルBをまかせます。
ジェイコブはリトルBとポルトガルの自分のアジトに避難しますが、そこも、ゴッドアイを手に入れたダンテによって見つけられてしまい、ダンテの軍団によって追い詰められます。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
めちゃめちゃかっこいいジェイコブの車。シボレー・エルカミーノ。通称キャノンカー。
戦車でもいいのでは?と思うことなかれ。1967年モデルの愛車を最強にする。これこそロマン!
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
追い詰められたジェイコブとリトルB。
そこにやってきたのが、ドムでした。
ドムはエージェンシーのエイムスと和解して、エイムスが操る飛行機から颯爽と車で登場しました。
しかし、ここで悲劇が・・・。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
大量に迫りくるダンテ軍に対抗するために、ジェイコブはまさかの身を挺しての突撃で、ダンテ軍に突っ込んだのです・・・。
直後の爆発。
「最高の息子を持ったな。・・・俺も光を見たよ」
とドムに語るジェイコブ。。
ジェイコブは前作の敵として、かなりクールにドムを追い詰めましたが、今作ではリトルBのよき叔父として、時におちゃめに、性格の良さがにじみ出ていました。
その直後に、まさかの死の演出・・・。
【ちょこっと感想】
しかし、私はもはや信じていません笑。
ワイスピでは常識は通用せず、死んだと思った人は必ず生き返るからです!
きっと次回作では普通に登場しそう。(;´▽`A“
でも、出演交渉とかのせいで、本当に出ないこともあるし・・・。
そうなると、ジェイコブはまさかの2作で終わりということに・・・。
いや、でも、配役はジョンシナなので、ロックと一緒に絶対出てくると思っています(笑)。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
ジェイコブの犠牲を得て、なんとか、リトルBをダンテから守ったドム。
リトルBも、ドムの「ラインを読め!」という言葉で、物語の冒頭に必死に練習していた車のシーンからの伏線で、ドムの車に華麗に飛び移りましたね。
今作の一番の見せ場と言えば、個人的には、2翼のヘリコプターに釣られた車のシーンでしょうか。
実際に、車を不安定なヘリコプターで持ち上げられるのか、浮いた車は馬力が働かないのでは?というお約束の疑問もありますが、これぞワイスピ!と言えるド派手なシーンでした。
しかし、ダンテはこれでは終わらず、最後の最後まで策略を練っていたのです。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
ドムがリトルBを助け出し、ダンテから逃げるために、エージェンシーのエイムスの指示で向かった先にあったのが、ダムでした。
しかし、実は、このエイムスこそ、10年前にエルナン・レイエスと極秘で会っていた伏線の男だったのです!
そう、つまり、エイムスもまた悪であり、ダンテの10年来のパートナーだったということ。
エージェンシーという機関にエイムスがいたのも、この悪の計画を成すためだったのです。
エージェンシーという組織をドムの敵にして、途中でドムの味方になったようなそぶりを見せて、最後にドムを嵌めたエイムス。
考えたら、エイムスがドムの味方をしていた時は、エージェンシーの味方は誰もおらず、飛行機もエイムス一人で運用していましたね。
つまり、エージェンシーとしては、ドム達の敵であるという事実を残しておき、一時的に自分だけ味方のふりをしてだましていたと・・・。
ということは、次回作でもエージェンシーはドムの敵になる可能性が高いです。そして、それをつぶすのが、よみがえったミスターノーバディかなと。
ダンテとエイムスという二人の悪にダムで追い詰められたドム。
さらに、ドムを助けに来たローマンたちの飛行機(ロンドンでデッカードの協力で手に入れたものと思われます)も、エイムスのロケットランチャーで撃ち落とされます。
仲間すらも奪われて、絶体絶命となったドムに、ダンテは笑います。
いよいよ最後だ、と。
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
最後は、爆発を背後に、ダムから車で決死のダイブをするドム。
映画のタイトルであるファイヤーブーストは、このシーンのことですね。
「ファミリーも何もかもお前は奪った。だが、失敗だったのは、俺から車を奪わなかったことだ!」というドムのセリフはかなりぐっときました。
すべては車でのし上がり、ファミリーを作ってきたドムだからこそのセリフですね。
しかし、その直後に、笑うダンテによってダムは破壊され、、
ドムとリトルBは、水の中に飲まれることになったのです・・・。
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8ワイルドスピードファイヤーブーストのエンディング考察。ジゼルが復活!
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
最愛のレティを奪われ、ローマンたちの飛行機は撃ち落され、弟のジェイコブは生死不明。
そして、ドムとリトルBはダムの爆破によって、絶体絶命。
すべてはダンテの計画通りであり、サイファーが自分以上の悪魔だと言っていたのが、よくわかった気がします。
しかし、ワイスピのエンディングでは、まさかのサプライズが2つありました。
その一つが、この南極のシーン。
サイファーと一緒にエージェンシーの基地から逃げ出したレティ。
そこに彼女たちを迎えに来たのが・・・・。
アイスブレイクで強奪した原子力潜水艦と、まさかのジゼルだったのです!
ジゼルが復活!なぜ?その理由について考察
ジゼルは、ハンの恋人であり、ユーロミッションでハンを守るために、命を落としました。
と、されていたのですが、ここにきてまさかのジゼル復活!
これは驚きでした・・・。(;´▽`A“
そして、謎なのが、なぜかサイファーとつながっていたこと。
アイスブレイクで強奪した原子力潜水艦はいいとして、なぜジゼルがサイファーとつながっていたのかは次回作までの謎ですね。
個人的には、ユーロミッションの最後の滑走路でオーウェンと一緒に倒れていたジゼルを、サイファーが一緒に連れていき、その後に、ひそかに助けていた、ということでしょうか。
一方、ミッション失敗したオーウェンは病院送りにして、役立ちそうなジゼルのみ部下にした?
レティのように記憶をなくしている感じではないので、ジゼルには何らかの目的がありそうです。
実は、ジゼル復活の可能性は、前作のジェットブレイクでも伏線があって、
ジェットブレイクにて、ハンとジェイコブがミスターノーバディの部下であった、ということと同時に、ジゼルもミスターノーバディの部下だったと明らかにされていました。
そして、ミスターノーバディの部下であったハンが生き残っていたことを考えると、ジゼルもひっそりとかくまわれていた可能性があったのです。
ハンはサイファーからアリエスを守るために、ずっと身を隠していたので、そのハンをおびき出すために、ジゼルをかくまっていたのか、それとも、サイファーが今作でまさかの味方側につくという演出になったので、サイファーにも裏の目的があって、最後は味方になるということでしょうか。
ミスターノーバディの行方は?
ジェットブレイク冒頭にて、乗っていた飛行機の墜落から行方不明になっているミスターノーバディ。
今作では、彼の娘と、後任となったエイムスが新しく登場しました。
ただ、ジゼルとハンがミスターノーバディの部下であり、その二人が生きていたということを考えると、ミスターノーバディは現在サイファーと手を組んでいる可能性もありそうです。
前作では、サイファーからアリエスを守るために動いていたミスターノーバディですが、最終的な利害が一致して、サイファーと手を組んだと考えると、表立ってエージェンシーに戻ってこない理由にもなりますし、ジゼルが登場した理由にもなりそうです。
ホブスも復活!
そして、もう一つの伏線は、ラストの教会風のアジトで、ホブスことロック様が登場したこと。
ホブスは、スーパーコンボに登場していましたが、主役のドムを演じるヴィンディーゼルと作品の方向性についての口論をするなど、かなり不仲が報道され、その後の本編への出演はないとされていました(実際に本人たちが言及していた)。
それが、ラストに登場した、ということは不仲が解消されたということ。
よかったよかった。
なぜ、ホブスが登場したのか、という作品上の話をすると、ダンテの父親のエルナン・レイエスを最終的に命を奪ったのが、ホブス捜査官だったからです。
あっけないほどに、エルナンを撃ったホブスは、ダンテにとっては父親の本当の仇なんですね。そして、ロック様が復活すると、プロレス時代のライバルであるジョンシナとの共闘が見れて、それはそれで胸熱な展開に!
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3ワイルドスピードファイヤーブースト感想
ワイスピ ファイヤーブースト©youtubeより
ワイスピもいよいよ最終章!次回作は2025年公開とのことです!待ちきれません!
最後に登場した悪役のダンテ。
これまでの敵とは違い、世界征服を狙っているのではなく、単純にドムとファミリーのみを復讐相手として狙う、という、これまでのワイスピの歴史を総まとめした敵にふさわしい気がします。
見た目的に、肉体でごり押しするタイプかと思いきや、全くの逆で、知略を活かして、サイファーすらも手玉に取るような、先の先の先を呼んだ策略でドムを追い詰めています。
それもそのはず、ダンテは10年もの間、ひたすらに復讐相手のドムを観察し、徹底して戦略を練り上げていたとのことだからです。
ひょうきんなキャラクターに見えますが、その中身はかなり冷静で、ソシオパス、という情報も含めて、確かにワイスピでは最恐の敵かもしれません。
そして、今作初登場のイザベル。
エレナの妹ということですが、おそらく次回作も登場しそうな予感。
レティもジゼルもハンも死んだという設定だったのに、生き返ったので、
サイファーが味方につく、ということを考えると、エレナを撃ったのも実は演出で、エレナも生きているという可能性もありそうな。。。
逆にそうでなければサイファーはデッカードのように許されるわけはないので、どうなるか気になります。
そして、ブライアン。
ブライアンは、演じるポール・ウォーカーさんが不慮の事故でなくなっているため、(´;ω;`)
次回作には出てこないとは思いますが、作中では生きている設定なので、今作の妻のミアとリトルBのピンチに出てこなかったのが、やっぱり違和感はありました。
かといって、他の役者さんが演じるというのは、ポールをリスペクトして、ありえないと思うので、難しいところです。
でも、ワイスピを最初からずっと見ていると、やっぱりブライアンあってこそのファミリーという気もしてしまいます。
出演こそなくても、最後の最後におそらくブライアンの活躍が話として描かれるような気がします。
ワイスピ ファイヤーブーストの車たち
1970 ダッジ・チャージャー / ドミニク・トレッドのラストの車
ダッジ・チャージャーSRTヘルキャット レッドアイ / ドミニク・トレッドのローマの車
ダッジ チャージャー デイトナ バンシーSRTコンセプト / ドミニク・トレッドの家の前の駐車の車
パガーニ ウアイラ / ドミニクの家の前の駐車
1971ダットサン240Z / ドミニクの家の前の駐車
シボレー シェベルSS / ドミニク・トレッドの車庫のレストア
ハーレーダビッドソン パンアメリカ1250 / ダンテのローマのバイク
1966年型インパラSSクーペ / ダンテのレースの車
シボレー・エルカミーノ / ジェイコブのキャノンカー
ポルシェ911GT3 RS / ディオゴのレースの車
デロリアン アルファ5プロトタイプ / サイファーの車
ランボルギーニ ガヤルド / ローマンのローマの車
アルファロメオ ジュリア 2000GTV / ハンのローマの車
マクラーレン セナ / デッカード・ショウの車
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FF16のストーリーは以下をどうぞ↓